賃貸物件のトイレにおいて「詰まってしまった」経験はありますか?
トイレが詰まってしまうと、最悪水が逆流してしまう恐れが出てくるので、そうなると大変なことになってしまいますが、急にトラブルが発生してしまうと、どのように対応すればいいのかわかりにくいですよね?
もし賃貸のトイレが詰まってしまった場合、どのような対応をすればいいのかについて、お伝えします。
目 次
1.トイレが詰まってしまう原因とは?
1)トイレットペーパーの量が多すぎてしまった
トイレ使用時に使う「トイレットペーパー」は、水に溶けやすい性質となっているため、適量を使う分であれば、詰まることはまずありえない話ですが、ただトイレットペーパーを大量に使用した場合、条件次第では「詰まってしまう」可能性が出てきます。
2)ティッシュペーパーを流してしまった
誤ってティッシュペーパーを流してしまうと、トイレのつまりの原因となってしまいます。
どうしてティッシュペーパーは「詰まりやすくなる」のかというと、ズバリ「水に溶けにくい」からです。
見た目的には、トイレットペーパーもティッシュペーパーも「同じ」ような感じではあるものの、ティッシュペーパーは「水に強くなくてはならない」前提で作られているため、水に溶けにくくなっているため、トイレに使用する紙は「トイレットペーパー」のみとなります。
3)ナプキンなどを流してしまった
女性用のナプキンや、お子さんのおもちゃを誤って流してしまったという事例も、たまにあります。当然ながら、水に溶けにくいものや「固い」ものを流してしまうと、つまりの原因となりますので、すぐに対応しないといけなくなります。
2.トイレが詰まったら、すぐに管理会社に連絡
トイレが詰まってしまった場合においては、すぐに管理会社に連絡して下さい。
24時間管理物件においては、夜間帯であったとしても、コールセンターに連絡してもらえれば、対応してくれます。
一般的に、トイレのつまり解消は「お客様自身」でも対応することが可能です。
ラバーカップ(スッポンと言われているもの)がある場合は、便器内に設置して、押し込んでいただいて、強く引き上げる作業を、改善されるまで繰り返してください。もし何度か行って「つまりの原因」となるものが「浮き出た」場合には、それを取り除けば、つまりはおおむね解消されます。
なお、ラバーカップがない場合や、緊急を要する場合ににおいては、工事業者さんに対応してもらうのが一番なので、お客様自身が手を出されないほうが賢明です。
3.修理費用はどうなるの?
トイレのつまりに関して、ご入居者様自身の方で「対応」し、つまりが改善されれば、修理費用は発生しませんが、ただ管理会社が派遣した工事業者さんに「つまりの対応」をしてもらった際、修理費用はご入居者様・オーナーさんどちらが支払うのかは、正直つまりの発生原因によって、違ってきます。
つまりの発生原因が、トイレ全体の経年劣化であれば「オーナーさん負担」となりますが、ただその一方で、つまりの原因が「トイレットペーパー以外のものを流してしまった」場合においては、故意ではないものの過失によって発生させてしまったとみなされるので、全額ご入居者様負担となる可能性が高くなります。
4.まとめ
賃貸のトイレでつまりが発生することは、基本的に「あり得ない」ことであり、大抵の場合は、トイレットペーパーの使い過ぎか、もしくはトイレットペーパー以外の紙や、固形物などを流してしまったことによって、発生してしまいます。
トイレのつまりに関しては、ラバーカップがあると「自分達でも対応ができる可能性」があることから、もし現在ラバーカップがないご入居者様は、万が一に備えて準備されてみてはいかがですか?
コメント