新生活を自分達で選んだ賃貸物件でスタートさせる方は多いのかなと思いますが、賃貸入居時において、必ず行ったほうがいい対策のひとつに、害虫対策があります。
害虫というのは、皆さんが思っているもの=「ゴキブリ」です。
ゴキブリが好きな人は、正直ほぼいないと言ってもいいぐらい、多くの方が嫌悪しています。入居後にゴキブリが室内にいると、気分的に嫌な感じになってしまいますが、入居時に害虫対策をどのように行ったかで、ゴキブリの発生率は大きく異なってくると言っても過言ではありません。
それでは、室内の害虫対策をする時、どのタイミングで行えばベストなのかについて、お伝えさせてもらいます。
目 次
1.害虫対策は入居前がベスト
害虫駆除をする際、入居前と後では「どちらがいいのか?」というと、断然として「入居前」がおススメです。
内見時においては「ゴキブリ」と遭遇した方は、あまりいないと思いますので、実際に室内にはゴキブリは存在しないと思っているかと思われますが、ゴキブリは「たった1匹いる」だけで数百匹はいると言われていることから、予防対策の一環として、入居後ではなく入居前=できれば、引越前に行うのが、一番理想的です。
引っ越し前に行うことによって、仮に室内にゴキブリがいたとしても、その時点で完全に駆除ができますので、その後「室内において隙間がなければ」侵入してくる可能性は低くなります。
2.市販の駆除剤はおススメできない
賃貸物件に契約する前に、初期費用を仲介会社に支払いますが、費用の中には「室内害虫駆除サービス」がオプションではありますが含まれています。
室内害虫駆除サービスとは、入居前に「専用薬剤」を室内に散布し、ゴキブリなどの害虫を駆除し、更にゴキブリが侵入してくる可能性がある部分において、少しでも隙間があった場合には、隙間を埋めてくれることから、こちらのサービスを行うことによって、契約後数か月間は、害虫が発生しにくくなります。
害虫駆除サービスは「第三者に委託」となり、費用面においても少々高め(約2万円)となっていることから、初期費用を抑えたい方は「それならバルサンなどの市販の駆除剤を撒けばいいい」と考え、害虫駆除サービスを依頼しない方がいます。
市販の駆除剤でも、ある程度の効果は期待できますが、ただゴキブリは「少しの隙間」さえあれば、簡単に侵入してくる生き物ですので、市販の駆除剤の効果が薄れてくると、必然的にゴキブリたちにとっては、侵入しやすくなることから、正直あまりおススメはできません。
3.ゴキブリは少しの隙間からでも侵入
ゴキブリと賃貸築年数は、非常に密接があり、築年数が浅いほど「ゴキブリ発生数」は減少するので、賃貸物件をお探しの際には、築年数を気にされる方もいるはずです。
ただし、ゴキブリは「少しの隙間」があれば、簡単に侵入してくる生き物であること、またたった1匹であっても室内にいると、数百匹いると言われていることから、築年数が浅いから大丈夫という保証は、どこにもありません。
4.ゴキブリ侵入を防ぐためには?
ゴキブリの侵入を防ぐためには「少しでも隙間を埋める」「生ごみのニオイを遮断する」ことが重要となります。
玄関部分については、微妙ではありますが「隙間」があるので、置き型タイプの駆除剤を置くと有効的。
窓に設置されている網戸が「破れている」と、そこから室内に侵入してくる可能性が高いので、もし劣化などによって網戸が破れてしまった場合は、管理会社に連絡することによって、無償対応してくれます。
キッチンやお風呂の排水溝から「ニオイ」が発生すると、ゴキブリがニオイにつられて侵入してくる可能性があることから、常に清潔にすることが重要です。
料理の際に発生した「生ごみ」は、特に夏場はニオイが強くなるので、すぐに袋楡て密閉し、蓋つきのごみ箱に入れてニオイを出さないようにする。また生ごみが入った燃えるごみをベランダに放置すると、逆効果です。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
初期費用の中に含まれている「室内害虫駆除サービス」について、オプション対応となっていることから、初期費用を抑えたいと考えている方は「害虫駆除を依頼」しない可能性がありますが、ただ依頼しないことによって、ゴキブリが室内にすぐに発生してしまう可能性は高くなることが予想されるので、ゴキブリがイヤな方は、必要経費という感覚で、業者さんによる駆除を依頼したほうがいいと思います。
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