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部屋探しをする際、1階はやめたほうがいい?


賃貸アパートの階層は基本的に2階もしくは3階建てとなり、これ以上高い階層になってくると、大抵は「マンション」の分類に入ります。


賃貸アパートの場合、最上階は2階/3階となりますので、もし気に入った物件において「最上階が全て埋まっていて、1階の部屋しかない」場合、防犯面において気になる方は多いはずです。


それでは、部屋探しをする時、1階部分の部屋は遠慮したほうがいいのでしょうか?


 

目 次

 

1.1階の部屋におけるデメリットとは?

1階の部屋におけるデメリットとは?

(1)防犯面

1階の部屋を選択した場合における、最大のデメリットと言えば、やはり防犯面で劣ってしまうこと。1階では「簡単にベランダから侵入」することができるので、例えば「窓をたまたま施錠していなかった」場合、すぐに室内に侵入することができ、犯行に及んでしまう可能性が出てきます。


また夏場の時期において、まだエアコンをつけるほど暑くはない場合、窓を開けて寝られる方もいると思いますが、空き巣犯達にとって、窓を開けている部屋に侵入することは、窓を破損させずに侵入することができるので、ターゲットになってしまう可能性が高くなります。


(2)視線が気になる

戸建てとは違い、賃貸アパートやマンションなどでは、道路から奥側に建物があることから、入居者及び関係者以外は、基本的に敷地内には入ってきません。ただ駐車場と1階部分のベランダが「対面」になっている場合、どうしても「視線が気になってしまう」「室外干しがしにくい」といった「心理的なストレス」を感じる方もいるのが現状です。



2.1階の部屋を選ぶ時、確認すべき設備とは?

1階の部屋を選ぶ時、雨戸シャッターがあると、防犯抑止効果が期待できます

気に入った物件を見つけた際、たまたま1階の部屋しか空いていなかった場合において、どうしても入居したいと考えた際、ぜひ確認してもらいたい設備があります。


それは、雨戸シャッターがあるかどうか。


雨戸シャッターは、字の如く「風雨が強い」時、窓を守るために設置されているものですが、実は防犯対策上において、とても有効的。例えば、雨戸シャッターを閉めて就寝するだけで、万が一空き巣犯達が「犯行に及ぶ」ため、窓から侵入しようと思っても、雨戸シャッターがあることによって、侵入するまでにある程度の時間がどうしてもかかってしまいます。


さらに破損させて侵入しようと思っても、シャッターがあるおかげで「どうしても音が出てしまう」ことから、雨戸シャッターを閉めておくだけでも、防犯上においては抑止効果が高いと言えます。



3.1階の部屋は、決してデメリットだけではない

先程までは、1階の部屋を選択した場合における「デメリット」についてお伝えさせてもらいましたが、ただ「1階の部屋を選択」することによって、デメリットだけしかないと思ってしまわれると、それは違います。


実は、1階の部屋を選択することによって得られるメリットも、実は多くあります。


(1)家賃が安い

1階の部屋と最上階の部屋の家賃は、基本的に数千円程度違うのが一般的。

どうして違いが発生するかというと、誰もが最上階に住みたいと考えている=需要があることから、家賃の部分においても「差異が発生」してしまうからです。


たった数千円と言っても、1年間で考えれば、1万円以上は節約することができるので、決して馬鹿にはできませんよね?


(2)子育て中のママさんにとっては、1階はメリット大!

現在子育て中のママさん達にとって、実は1階の部屋を選択されたほうが、メリットが大きいことを、あまりご存知ではない方が多いです。


どうしてメリットが多いのかというと、例えばお部屋から駐車場に行く際、1階の部屋を選択することによって「移動距離を抑える」「買い物をした際、1階ならば階段を登らなくて済むから、疲れにくい」「お子さんが走り回っても、生活音が上階には響きにくい」ので、お子さんが二人以上いるご家庭の場合ならば、むしろ1階を選択されたほうが正解かもしれません。


(3)夏場は圧倒的に1階の方がいい

梅雨明け直後~9月末にかけては、昼夜問わず連日暑い日が続きます。

当然ながら、上階に行けば行く行くほど「直射日光が強く」なるので、室内がとても暑くなりますが、1階部分においては、上階と比べるとその影響を受けにくいので、エアコン設定温度も違ってくるはずです。



4.まとめ

いかがだったでしょうか?


賃貸物件において1階の部屋を選択してしまうと、やはり防犯上あまりよろしくはない可能性が出てきてしまうものですが、ただ最低限の防犯対策を行う/容姿効果が高い雨戸シャッターなどがあることによって、空き巣犯的には「侵入を諦める」可能性が出てくるので、もし1階の部屋に入居する時には、設備が充実しているか、また物件の質が低下している所は、空き巣犯的にも「犯行に及びやすく」なることから、そのような物件には入居しないというのも、ひとつの選択肢として考えられます。



 

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