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執筆者の写真GRACE LOYAL ELEGANT ROOM

1日も早く部屋を決めたい場合、部屋探しはどのように行えばいいの?


毎年3月の時期になると、会社内の定期異動が発令されますが、転勤族の方にとって「転勤の辞令」をもらってから2週間以内には、次の賃貸アパートに住まなければいけないので、部屋探しが大変になりますよね。


ただ3月は一年で入退去が多い時期になるので、そう簡単に部屋が見つかるか心配な部分があります。


では、早期入居をしたいと考えた時、部屋探しはどのように行えばいいのでしょうか?


 

目 次

1.即入居可物件を見つける

2.不動産仲介会社に相談

3.契約に必要な書類は事前に準備しておく

4.初期費用を準備しておく

5.まとめ

 

1.即入居可物件を見つける
即入居物件は契約完了後すぐに入居ができます

1日も早く部屋を決めなければならない方は「即入居可」と表記された物件を探すしか方法はありません。

即入居可物件とは、退去リフォーム/リノベーション済みで、すでに室内クリーニングも完了してある物件のことを指し、賃貸借契約が完了すれば、すぐにご入居する事が可能となります。


賃貸系ポータルサイト内の募集表記方法には…

・即入居可

・〇月下旬退去予定

・〇月中旬入居可

といった表記があり「〇月下旬退去予定」とは、退去されるのが〇月下旬ということを指しますので、そこから退去リフォーム&室内クリーニングを行うので、募集が正式に開始されるのは約2週間ぐらいとなります。


一方「〇月中旬入居可」とは、そのころには入居することができることを意味しています。もし賃貸系ポータルサイト内に掲載されてある部屋に、興味・部屋見学したいと考えた時、〇月中旬ごろには部屋見学が可能となります。


なお、もしこの表記がある場合には…

●先行申込:内見可能になった場合、優先的に内見ができる

●先行契約:内見しないでも、契約することができる

が可能となります。


ただし、先行申込をされても、他の方が契約してしまった場合には、仮にお部屋見学を希望されていたとしても、見学することはできません。一方、先行契約をしてしまうと、もしいざお部屋を見た時「自分のイメージとは違う」と言ってキャンセルしたいと申し出ても、賃貸借契約が成立した後では、キャンセル扱いではなく「解約」扱いになってしまい、初期費用は敷金以外は返金されません。また契約に「特約条項」があった場合には、違約金支払いもしなければならないので、注意が必要です。



2.不動産仲介会社に相談
仲介会社担当者に相談してもらえれば、お客様の部屋探しをしてくれます

一日も早く契約をしなければならない場合には、不動産仲介会社に事前にその旨をお伝えして下さい。賃貸借契約にかかる日数は、人によってではありますが「おおむね2週間」ぐらいはかかります。


ただ、お客様が急いでいる場合には、1週間ぐらいで契約書を作成・カギ渡しをすることが可能です。賃貸借契約書には「公的書類」も必要になってくることから、入居審査中にあらかじめ用意しておき、仲介会社から連絡があった時点で、すぐに書類を渡すことができれば、早く契約書を作成・契約することができます。


また「即入居可物件」を探しても、なかなか良い部屋が見つからない場合には、仲介会社にご相談して頂ければ、一緒に探してくれますので、ご遠慮なくお申し付けください。



3.契約に必要な書類は事前に準備しておく
事前に公的書類を準備しておくと、契約がスムーズに

賃貸借契約書作成をする関係で、お客様には契約の際必要な公的書類を準備・提出をして頂く必要がありますが、事前に準備・提出して頂くと、審査及び契約書作成がスムーズにいきますので、入居を急いでいる方は、事前に準備しておくと仲介担当者も仕事がしやすくなります。


仲介会社及び管理会社ごとによって、契約に必要な書類は異なりますが、参考までに当物件ご入居の際に必要な書類とは…


●入居者全員の住民票

●身分証明書

●源泉徴収票

●車検証、任意保険証の写し

●連帯保証人の印鑑証明(連帯保証人をつける場合)


マイナンバーカードをお持ちの方は、コンビニエンスストアで住民票をもらうことが可能(ただしエリアによってはダメなところもあります)となるので、わざわざ市区町村役場に行かなくても簡単に交付されます。


4.初期費用を準備しておく
初期費用は原則振込となります

入居審査(家賃保証会社及び管理会社)が完了すると、入居に必要な書類の準備・提出と共に、期日までに初期費用を仲介会社に支払わなくてはなりません。


初期費用は、管理会社及び物件ごとで「設定」が異なっているので、物件ごとで初期費用の金額は異なります。山梨県の賃貸業界においては、初期費用の平均は「家賃4か月分」と言われています。ただこれはあくまでも平均化したものであるので、新築物件にご入居される場合は、もう少し高くなると思われます。


また初期費用の支払いに関しては、原則として「振込」もしくは「クレジットカード」でのお支払となっています。クレジットカード対応している所は、それほど多くはなく、半数以上の物件は振込となっています。



5.まとめ 

転勤族の方にとって、短期間での部屋探しは致し方がないところではありますが、ただ3月は即入居可能物件を見つけることができたとしても、自分に合う部屋に巡り合えるかどうかは、正直わからない部分がありますが、もし部屋探しで自分が思っている部屋がない場合には、仲介担当者にその旨をお伝えして頂ければ、一緒になって探してくれます。


今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。



#部屋探し #賃貸借契約 #初期費用 #引越し #即入居可

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