top of page
執筆者の写真mosada-hina-1122

4月入居は繁忙期よりオトクに入居できるって本当?


不動産賃貸業界の最大の繁忙期は、1月~3月と言われています。

この時期は、進学/就職/会社の定期異動が多くあるので、新生活を迎えるにあたり、多くの方がお部屋探しを行います。


一方、4月の第1~2週ぐらいは、新年度に向けたお部屋探しをされる方は、若干多いものの、第3週を過ぎてくると「お部屋探しをされる方」は、めっきり減ってきます。


そして大型連休を過ぎてくると、繁忙期の忙しさとは真逆の状態(お部屋探しをされる方が極端に減る)となってしまいますが、もし入居時期をずらせられるのであれば、実は4月入居は非常にオトク。特に大型連休前に「契約」に持ち込むことによって、繁忙期と比べるとオトクに入居することができるんですが、どうしてオトクに入居することができるのでしょうか?


 

目 次

 

1.賃貸オーナーの動揺

繁忙期を過ぎてしまうと、入居条件を下げてもOKにする賃貸オーナーは多いです

賃貸物件を所有しているオーナー様にとって、繁忙期に物件募集を行っていた場合、繁忙期以外と比べると、お部屋に入居してもらえる可能性が「非常に高く」なることから、しっかりと対策を講じていれば、まず問題なく契約してもらえる可能性が高くなります。


一方、3月末に退去になった部屋/繁忙期において部屋が埋まらなかった場合、4月第三週以降になると、お問合せや内見数が「減少してしまう」ことから、客付けを強化したいと考えているオーナーさんは、多少入居条件が入ったとしても、部屋を埋めたいと考えています。(内心はとても動揺しています)


つまり、繁忙期をずらした部屋探しをすると、通常よりも入居条件が下がる(交渉することが前提となりますが)ことから、オトクに入居する事が可能となりやすくなります。



2.閑散期の方が交渉しやすい

不動産仲介会社は、契約時に発生する「仲介手数料」が唯一の売上となるため、閑散期になってしまうと、お部屋探しをされる方そのものが「減少してしまう」ことから、お問合せや内見が入ると、繁忙期以上に「客付けを強化したい」と考えています。


入居交渉に関しては、オーナーさんが全ての権限を持っていることから、仲介担当者の一存では決めることができないものの、仲介会社としても「何とか契約させたい」と考えていることから、繁忙期以上に「入居交渉」をがんばってもらえるはずです。


3.引っ越し費用も安くなる

4月中旬以降になると、引越料金を通常に戻ってきます

賃貸物件に入居する際、荷物に関して「引越し業者」さんに委託する方は多いのではないでしょうか?


引越し業界も、賃貸業界と同じく「春先」が繁忙期となっており、繁忙期中は「特別料金」となっているため、通常期と比べると「高く」なっています。


ただ、4月中旬を過ぎると「通常料金」に戻ってくることから、少しでも引っ越し料金を抑えたいと考えている方は、4月中旬以降に「賃貸借契約」をすることによって、引越料金を抑えることができます。



4.物件自体も充実している

物件自体も充実している

「繁忙期を過ぎても部屋が埋まらない物件は、所謂売れ残り物件」と、ふと考えてしまう方も多いと思いますが、それは完全なる間違いです。


そもそも不動産賃貸物件は、一部のエリアを除き「物件供給数が飽和」状態となっていることから、繁忙期を過ぎても物件募集を行っている部屋があっても、お客様が希望される部屋は、必ずと言っていいほどありますので、どうぞご安心ください。


なお、これは賃貸業界「あるある」な話ですが、お部屋探しをする時「完璧」を求めすぎてしまうと、「お部屋探しに疲れてしまう」「入居後トラブルに巻き込まれてしまった」「身の丈に合わない部屋に入居してしまい、家賃支払いに苦労している」といったトラブルに巻き込まれてしまうので、要注意。


成功というべき「理想的なお部屋探し」とは、「これだけは絶対に譲れない条件」は当然設定するべきですが、多少妥協してもいいものがあった時には、妥協することも必要となってきます。


どうしてこのような話をするのかというと、賃貸物件を探す際、やはり多くの方は「新築物件に入居したい」と考えるはずです。入居履歴がなく最新設備が充実している新築物件は、新生活を迎えるのには、最適な部屋と言っても過言ではありません。


ただ、新築物件は「オーナーさんや管理会社、仲介会社にとっては書き入れ物件」となるため、初期費用及び家賃が割高設定となっています。


これは管理会社担当者から直接聞いた話ですが、新築物件に入居されたお客様の「約1~2割」は、ライフスタイルの変化(妊娠・転職など)などによって、家賃支払いがきつくなってしまい、安い賃貸に住替えされる方がいるそうです。住替えすることによって、毎月の家賃が安くなるので、住居費を節約することができますが、ただ住替えするとなっても「退去費用」「引越費用」「新居先における初期費用」がほぼ同時期に発生することから、安易な気持ちで新築物件を選択してしまうと、後悔してしまう可能性が出てきてしまいます。



5.まとめ

いかがだったでしょうか?


繁忙期をあえてずらした4月入居(実質的には4月中旬~8月お盆前)は、入居条件が下がる傾向となるため、繁忙期中では交渉しても「難しかった」物件でも、オーナーさんが条件を緩和してくれる可能性が高くなるので、もし現在お部屋探しをされている方がいましたら、4月中の入居をされることをおススメします。


なお、ゴールデンウィーク中においては、大多数の仲介会社は「お休み」となるので、4月中に入居したいと考えている方は、ゴールデンウィークに入る前に「契約手続きが完了」させることが必須となります。


 

おススメ記事

・敷金と礼金の違いとは?▶今すぐ記事を読む

・仲介手数料は、家賃の他に駐車場を借りる場合にも発生します▶今すぐ記事を読む  

・家賃保証料は、退去する際返金されることはありません▶今すぐ記事を読む  

 

#4月入居

#繁忙期

#部屋探し



Comments


bottom of page