賃貸物件に入居する際「初期費用」を支払わなければ契約することができません。
初期費用の中には「前家賃」と呼ばれるものが含まれています。
前家賃とは、契約時に「当月分」と「翌月分」の家賃(共益費なども含まれる)を契約時に支払いますが「次の家賃の支払い」はいつになるのか、初めて部屋探しをされる方にとっては非常にわかりにくいですよね。
本投稿は、入居後の家賃発生はいつになるのかお伝えいたします。
▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
"前家賃で重要なポイント”
1.前家賃は原則当月分と翌月分の2か月
前家賃に関しては、契約をされた日(家賃発生日)がいつになるのかによって、支払金額が異なります。
例えば契約日(家賃発生日)が15日だった場合、当月分は日割り家賃で計算され「1日あたりの日割り家賃×日数」となり、翌月分は通常通りの家賃となります。
ただし「家賃が一定期間無料」となるフリーレントがついている物件に関しては、管理会社によっては翌々月分までの前家賃を請求するところもあります。詳細に関しては仲介会社担当者にご相談ください。
2.次の支払日はいつ?
契約時に前家賃を支払ったことにより、契約後すぐの家賃支払いはありません。
次の家賃支払い日はいつになるのかというと、前家賃で「契約当月+翌月分」の家賃を支払った場合は、次の家賃発生日は「翌々月」からとなります。
家賃支払い方法についてですが、最近ではクレジット支払ができる所もありますが、多くの物件では指定口座から引き落としが一般的です。
家賃引落日は月末(27日)に指定されているケースが多いため、引落日までに家賃分を予め入金しておかなければなりません。引落日が土休日の場合は翌営業日となります。詳細に関しては賃貸借契約書をご確認ください。
3.残高不足には要注意
うっかりして通帳の残高が足らず家賃引き落としができないケースはよくあることです。
残高不足で家賃支払いができなかった場合は、管理会社から連絡が入ります。指定の期日までに指定口座に送金することになります。なお手数料負担は借主となりますので、注意が必要です。
なお家賃入金ができないと、管理会社では家賃滞納と捉えてしまいます。
近年では契約時に家賃保証会社を利用しているケースが非常に多くなっているため、家賃入金ができないと保証会社によっては「信用情報機関に登録」します。
信用情報機関に登録されてしまうと、5年間は保存されてしまいます。
そのため家賃滞納してしまうと、住み替えをした際入居審査で引っかかってしまい、入居することができない事態に陥ってしまいます。管理会社は家賃滞納は非常に嫌っていますので、少額であったとしても入居できないことがあります。
▶家賃保証会社の詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
4.まとめ
今回は、賃貸前家賃についてお伝えいたしました。確認のために冒頭でお伝えしたポイントをもう一度見てみましょう。
一部の物件を除き多くの物件では、当月分家賃を前月に支払うことになっているため、初期費用の中に含まれている前家賃もその影響を受けて、当月+翌月分家賃を先に支払わなければなりません。
契約時に初期費用が高額になってしまう背景には、前家賃の影響があると言われています。
契約時の前家賃負担を少しでも減らしたい場合は
契約日を月末にする
フリーレントをつけてもらう
と効果的です。
契約日を月末にすることで当月分の前家賃負担が少なくなり、更に家賃が一定期間無料となるフリーレントが設定されていると負担をさらに減らすことができます。
但し、フリーレントが設定されていると「短期契約違約金」が設定されているため注意が必要です。
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