賃貸業界には仮押さえは一切なく、先に入居申込された方を最優先で紹介します。入居申込が入ると賃貸検索サイト内での募集は一旦停止されますが、場合によっては複数人が同時に入居申込されることがあります。
賃貸業界では一番最初に入居申込された方を「1番手」、次に入居申込された方を「2番手」といいます。基本的に1番手の入居審査が通過した時点で2番手以降の方が入居できる確率は非常に低くなります。
ただし以下のケースが発生した場合、2番種が契約できることもあります。
1番手が入居審査に落ちた
過去に家賃／クレジットカード滞納があったり、また入居動機、家賃支払い能力がないと判断されると入居審査に落ちてしまいます。入居審査に落ちると2番手が入居審査を行います。
1番手が契約をキャンセルした
賃貸借契約書にサインする前であれば、いつでもキャンセルは可能で初期費用も全額返金されます。賃貸契約キャンセル率はおよそ10％と言われています。1番手が契約キャンセルすると2番手が繰り上がりとなります。
2番手となると契約できる確率は非常に低くなってしまいます。特に1月～3月は新年度を迎えるため多くの方が部屋探しをされます。そのため入居申込がダブル可能性もあり得ます。
2番手を避けるには「先行申込」をされることをおススメします。先行申込とは内見より先に入居申込を行うことです。入居申込を先に行うことで他の方に部屋を取られるリスクは少なくなるため、入居できる可能性は高くなります。
また先行申込をしても契約が成立する前であれば、いつでもキャンセルは可能性です。ただし先行申込は1回しかできないルールになっているため、その点は注意が必要です。
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