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賃貸で壁に穴をあけたい時、気をつけるべき部分とは?

更新日:8月13日


一般的に室内にカレンダーやポスターを貼る際、画鋲などを使うことが多いのですが、賃貸物件の場合「穴の大きさ」によっては退去時の原状回復費用を請求されてしまうことがあります。



本投稿は賃貸で壁に穴を開けたい場合、気を付けなければならない部分を開設します。


 

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▼目 次

 

【本記事でお伝えする結論】




1.画鋲程度の大きさならば、通常使用の範囲内

画鋲程度の大きさならば、通常使用の範囲内

社会通念上室内に必要程度のポスターやカレンダーを貼ることは「当たり前」のため、室内の壁に穴をあけることは許容範囲として認められています。



一般的な賃貸借契約書では、画鋲程度の穴をあけた場合「通常使用の範囲内」と認識され退去時入居者様に原状回復費用を請求されることはありませんのでご安心ください。



ただし賃貸借契約書の特約などで「画鋲を使用した場合でも借主負担」と明記されてあれば、トラブルを避けるためにも「使用しない方」がいいと思います。



さらに画鋲を何回も使用した形跡(例えば同じ個所に10か所の穴が開いているなど)があると「通常使用として認められない」可能性が高く、さらに壁紙補修が難しくなってしまうため張替えが必要になります。



このような使い方をすると退去時に入居者様に原状回復費用を請求される可能性が高くなります。




2.釘&ネジ穴は完全にアウト


釘&ネジ穴は完全にアウト

同じ穴であっても「ネジや釘」を使用した場合、故意過失問わず原状回復費用は入居者様負担となってしまいます。



どうして画鋲はOKなのにねじや釘穴はNGなのでしょうか?



画鋲程度の穴は補修すれば穴を隠すことが可能ですが、ねじや釘穴の場合「穴を隠す」ことができず、下地ボードまで穴が開いてしまうため元に戻すには全てを一新しなければなりません。



またねじや釘は通常使用の範囲内とは認められず、賃貸借契約の特約事項で禁止しているケースが多いです。そのためねじや釘を使用した場合「減価償却」は一切考慮されず、入居者様に原状回復費用が請求されてしまいます。



3.エアコン設置によるビス跡はどうなの?



1LDK以上の賃貸物件では、LDKに備え付けのエアコンが設置されています。ただLDK以外の部屋は物件によって対応が異なり洋室に設置されていないケースもあります。



洋室にエアコンが設置されていない場合、入居者様負担でエアコン設置は可能ですが、エアコン設置前にオーナーさんにエアコン許可が認められた場合のみ、退去時のエアコンビス跡の原状回復費用は免除されます。






4.天井照明器具設置によるビス止めは?

天井照明器具設置によるビス止めは

基本的にLDK/洋室には照明が設置されていませんので、入居者様の方で対応して頂くことになります。



天井にはソケットが設置されていますので、ソケットにあった照明器具を用意して頂くことになります。照明を設置すると「電気ヤケ」が発生してしまいますが、電気ヤケは通常使用の範囲内のため退去時入居者様に原状回復費用を請求されることはありません。



なお一部照明には「ビス止め」をするものがありますが、一般的な照明器具はビス不要が多くビスを使用してしまうと入居者様に原状回復費用を請求される可能性が高くなるため、使用は控えた方が無難です。



5.故意による破損は減価償却対象外


故意による破損は減価償却対象外

室内設備や内装には「減価償却」が設定されていますので、入居期間が長ければ入居者様過失があっても原状回復費用全額負担を避けることができます。



例えば壁紙の償却期間は6年で6年以上入居すると壁紙の残存価値は1円となります。そのため入居者様の中には…



6年以上入居すれば釘やねじ穴があっても、1円だけ支払うだけ



と考えている方がいますがこれは100%間違いです。



釘やねじ穴/壁紙に落書きする/タバコのヤニが原因によるものは「自然損耗」「経年劣化」で発生したものではなく、故意過失が原因です。そのため「減価償却」は一切考慮されず、原状回復費用全額(破損/汚損した個所一面)を請求されてしまうので注意が必要です。




6.まとめ


今回は賃貸で壁に穴を開けたい場合、気を付けなければならない部分についてお伝えいたしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





賃貸物件で入居者様が穴をあけることが認められるのは、画鋲程度の穴+エアコン設置許可が出た場合エアコンビス穴のみとなり、これ以外は基本的に認められていません。



なお賃貸借契約書の特約事項によっては画鋲NGのケースもあるため、使用の際は賃貸借契約書を確認するか管理会社に確認されることをおススメします。



 

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