賃貸物件に入居する際、必ず入居審査を行い審査に合格しないと入居することができません。
近年の賃貸業界は保証人不要でも入居できますが、仲介会社が指定する家賃保証会社に加入することが求められます。そのため家賃保証会社と管理会社（貸主）双方の審査に合格しないと入居することはできません。
入居審査は家賃保証会社／管理会社（貸主）によって審査基準は異なり、中には入居審査が緩いケースもあります。
入居審査が緩ければ入居できる確率は高くなるため、入居審査で落ちる確率はあまりないと言っても過言ではありません。
本投稿は賃貸入居審査が緩い物件のメリット＆デメリットについてお伝えいたします。
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▼目 次
１．入居審査が緩い物件とは？
入居審査が緩いとは「信用情報が確認できない保証会社」を利用している物件のことを指します。
家賃保証会社は大きく分けて3つのグループに分かれています。そのうち保証業協会に加入している保証会社（信用系）及び信販会社が運営している保証会社（信販系）は、それぞれ信用情報機関と連携しているため…
過去5年間の滞納歴
を把握することができ、基本的に滞納歴が分かった時点で入居拒否をします。
ただ管理会社が運営している独立系と呼ばれる家賃保証会社は「信用情報機関との連携が一切ない」ため、自社以外で発生した滞納情報は一切把握できません。
そのため独立系保証会社を利用している物件は、たとえ過去にクレジットカード滞納があっても、家賃支払い能力／属性に問題がなければ簡単に入居することができてしまいます。
２．入居審査が緩い物件のメリット
入居審査が緩い物件のメリットは滞納歴があっても入居審査に通りやすくなる点です。
先程もお伝えした通り独立系保証会社を利用している物件は、信用情報を確認できないため過去に滞納歴があっても家賃支払い能力さえあれば入居審査に落ちることはまずないと言っても過言ではありません。
なお代表的な独立系保証会社は以下のとおりです。
フォーシーズ
日本セーフティー
Casa
日本賃貸保証
フェアー信用保証
新日本信用保証
いえらぶパートナーズ
ラクーンレント
れんぽっぽ
３．入居審査が緩い物件のデメリット
入居審査が緩い物件＝滞納歴がある方が入居する可能性が高くまた一部の入居者属性が悪い可能性があるため、入居後トラブルに巻き込まれる可能性が出てきます。
特に適正家賃以下で募集している物件では「騒音トラブル」に巻き込まれることがあり、また入居審査が甘い物件は管理の質が低下していることが多いため、例えば入居中に設備故障が発生しても、管理会社／オーナーさんがすぐに対応してくれないことがあります。
特に築年数が古く家賃相場より安い物件では上記が発生しやすいため、トラブルを回避したい方は違う物件に入居されることをおススメします。
４．まとめ
今回は賃貸入居審査が緩い物件のメリット＆デメリットについてお伝えしました。部屋探しする方は入居したい物件が「入居審査が緩い」か詳細を把握することはできません。
入居審査が緩い物件は入居審査が通りやすい反面、属性が悪い方が入居する可能性があるため正直あまりおススメはできません。
一般的に大手管理会社が管理している物件では、入居審査を厳しくしているため、信用系／信販系保証会社を利用していることが多いです。そのため入居後トラブルに巻き込まれたくない方は、大手管理会社物件＋家賃相場より高い物件に入居されることをおススメします。
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