山梨県甲府市大里町にあるグレイスロイヤルは、築年数が経過していることから、2018年から空き室を順次リノベーションを行っています。
近年「賃貸物件の空き室」が社会問題化になっている事、また賃貸業界的にも「空き室」を少しでも減らそうと考え始めて、築年数が20年以上経過している物件の一部では、室内を新築並みに蘇らせる「リノベーション」を積極的に行っている所があり、日本一空室率が多い山梨県においても、リノベーションを積極的に展開している管理会社が多くなってきています。
当物件も1993年築ということもあり、近年では退去後のお部屋を、原則リノベーションを行っていますが、当物件のリノベーションは、正直に言いますと…
家賃相場と比べると、家賃設定が少々高め
になっていますが、それでも「入居したい」と考えているお客様が多く、2021年5月末現在では、リノベーションが完了した部屋を含めて、満室となっております。
相場より家賃設定が高いグレイスロイヤルが、お客様から支持を頂いているのは、理由があるはず。そこで今日のブログは、グレイスロイヤルのリノベーション部屋が、どうしてお客様から支持して頂けるのかについて、お伝えしていこうと思います。
1.お客様に100%満足してもらうリノベ部屋を作る
どの業界でも同じことがいえると思いますが、ひとつの製品をイチから作りあげる場合、コストはあまりかけない方法を選択しますよね。コストがかかってしまうと、当然ながら一部の費用を価格に上乗せしなければ、商売として成立することはできません。
これは賃貸業界におけるリノベーションも同じことが言えて、1室丸ごとリノベーションをするとなると、予算が高額になってしまうことから、予算をできる限り抑えるためには、キッチンなどの設備を交換する際には、既製品を導入し、また壁紙などの内装は、低価格帯の量産クロスを使用するのが一般的ですが…
当物件のリノベーションは、今までの賃貸・リノベーションの概念を180度変えるもの。
リノベーション費用を抑えようとなると、どうしても他社と同じような部屋となってしまい、目新しさがなくなってしまうので、他社物件では絶対にまねできないもので、なおかつお客様に100%納得して頂ける部屋を作るという強い信念が先行してしまい、1室完成させるのに、平均200万円ぐらいかかってします。
当物件は、2LDK賃貸物件ということもあるので、ご入居されている方は、新婚さんや現在子育て中のご夫婦の方が多いのですが、ファミリー向け賃貸物件の中でも、お客様が最も「残念」と思っている設備が、キッチン。
賃貸に設置されているキッチンは、部屋の大きさが限られているので、戸建て住宅に設置されているような「大きなキッチン」を置くことができません。
ですので、どうしても「調理スペース」や「収納スペース」が狭めになってしまい、使いにくいキッチンとなってしまいます。そこで当物件のリノベーションキッチンでは、使いやすさを追求した「調理台を付けた可動式のキッチンカウンター」を開発・導入しています。
キッチンカウンター上部に「ステンレス」を設置してありますので、食材などを下ごしらえする時には、こちらを使っていただくと、とても便利になります。
キッチンカウンター上部に「ステンレス」を設置したことによって、従来の調理スペースと比べると「2倍の広さ」を確保することができたので、こちらのキッチンをお使いのお客様からは「キッチンがとても使いやすい」とお褒めの言葉を頂いております。
さらに、キッチンカウンターの内部には、収納スペースを確保してありますので、キッチン本体の収納スペースと合わせると、収納に困るといった悩みは解消されるはずです。
2.築古物件特有の悩みを解消
リクシル住宅研究所が調べた所によると、賃貸物件に入居された方の中で「室内の機能性」に対して不満に感じている方は、なんと8割以上いることがわかり、その内の3割の方は、不満を解消するために「引越しを検討」していることがわかっています。
しかも、賃貸の室内の機能性は、築年数が経過すればするほど「不満に感じる」方が多く、とりわけ「室内の断熱性に対する不満」に関しては、築15年を境に30%の方が不満に感じていることから、リノベーションを行う際には、築古特有の悩みを解消できるような部屋を作らなければなりません。
ただ、現実問題としては、多くのリノベーション物件では「室内の機能性」とりわけ断熱性に関しては「対応」していないのが殆どであることから、当物件のリノベーション部屋においては、漆喰を使用することによって、この問題を解決しています。
漆喰には「室内の湿度を調節してくれる調湿効果」があり、夏場は湿度が高くなってしまうので、室内がムシムシ・ジメジメした感じになってしまうので、どうしてもエアコンを使用しなければならなくなりますが、漆喰が持つ調湿効果によって、室内の湿気を吸湿してくれることから、最小限のエアコンでも快適な生活をすることができます。
一方冬場は、暖房器具を使用することによって、室内が乾燥状態になってしまい、何も対策しなければ風邪などを引いてしまう恐れが出てきます。
漆喰を用いることによって、漆喰が室内に湿度を放湿してくれることから、室内の乾燥状態を予防してくれるだけではなく、漆喰には保冷・保温効果もあることから、暖房の機器がよくなるので、暖房費の節約にも貢献してくれます。
実際に、漆喰を使用したリノベーション部屋にご入居して頂いたお客様からは…
「夜寝る時に設定温度を低くしなくても寝ることができ、電気代が節約できた」
と後日このようにお話されていました。
3.オーナー自ら現場に立っています
山梨県甲府市は、年に1~2回ぐらいは雪が降りますが、ただ降る時は「ドカ雪」となってしまうため、どうしても雪かきはしなくてはなりません。
賃貸物件における雪かきは、原則として「ご入居者様」が行うことになっているものの、実際問題として、よほどの大雪ではない限りは、まず行わない方の方が多いです。
ただグレイスロイヤルに関しては、2014年2月に発生した「雪害」以来、雪が降った時にはオーナー自ら現場に急行して、雪かきを行っています。当物件は「子育てをされているご夫婦」が多いことから、雪かきをしたくてもできない方の方が多いので、自発的に雪かきを行っています。
当物件では、家賃とは別に「共益費」を頂戴していますが、平日の午前中は物件清掃+雪かきをオーナーが行っていることから、他物件と比べると、当物件の共益費は「明らかにオトク」になっていることが、わかりますよね。
賃貸物件は、基本的に管理会社に管理を委託している場合が多いので、オーナーさんに一度もあったことがない方の方が多いと思いますが、グレイスロイヤルに関しては、リノベーションの企画から、物件案内、修繕対応、裏方の仕事まで、オーナーである自分が一人で行っている(ただし管理業務は管理会社に委託しています)ので、お客様の要望に対しても、すぐに対応することができる部分も、評価されている一因と推察しています。
甲府市でお部屋探しをされている方は、ぜひ当物件にご入居してみてはいかがですか?
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