こんにちは。
これから梅雨の時期を迎え、だんだん室内外とも「蒸し暑く」なってきますよね?
そうなると、気になるのが「カビ」
くらしのマーケットマガジンHPによると…
●気温25~30度
●湿度70%以上
●ホコリや汚れなどの栄養分
これら3つが揃ってしまうと、カビが生えてしまうとの事。
特に換気がしにくい「浴室」や「洗面脱衣所」周辺に、カビが生えやすくなってしまうのは、上記3つの条件が比較的揃いやすいからだと言われています。
戸建て住宅の場合は、浴室などに「窓」や「換気扇」を設置している場合が多いのですが、ただ賃貸物件に関しては、意外に浴室に「窓」が設置されていないので、もし何も対応しないままでいると、カビたちにとっては最高の環境になってしまいます。
賃貸物件における「浴室カビ対策」の基本は…
①掃除をしっかりする
②浴室換気扇は24時間つけっぱなし
浴室の掃除は皆さん比較的行っている方も多いと思いますが、ただ浴室乾燥機を常につけっぱなしにされている方は、少ないのではないでしょうか?
先程も述べさせてもらいましたが、賃貸物件の多くは「浴室に窓がない」ので、換気は「換気扇」を使うしか方法はありません。よく「電気代」が気になって浴室ドアを開けて換気をされる方がいますが、これは絶対にNG。
浴室内の換気はできたとしても、浴室の湿気が今度「洗面脱衣所」に広がってしまい、今度は洗面脱衣所にカビが発生してしまいます。
賃貸物件に入居されている方は、退去される時に「原状回復」にした状態にしなければならない義務があります。カビは自然的に発生するものだから、特に気にしないでいると(入居期間にもよりますが)これは明らかに契約違反になり、カビが生えてしまった部分に対して、費用が発生する確率がとても高くなります。
先日、とある物件で退去された時(2年程度のご入居)
浴室の掃除や使い方が悪かったせいで、浴室内と洗面脱衣所の壁にカビ(コーキングと呼ばれるパッキンの部分)が沢山発生し、退去費用が発生したと、管理担当が話してくれました。
入居を決めた時、いつ退去するかについては、誰も予想をすることができませんので、退去費用を支払わなくて済むように、普段からしっかり掃除・換気をされることをお勧めします。
また万が一、ゴムパッキンに「カビ」が生えてしまった場合…
①ゴムパッキンの水気をとる
②ゴムパッキンの部分に塩素系漂白剤(カビキラーなど)を散布する
③②の上にティッシュやラップで多い、30分以上密着させておく
④時間が経過したら、ティッシュやラップをはがして、水でキレイに流す。
これでキレイにカビが取れるはずです。これでも取れない場合はカビキラーなどの塩素系漂白剤に片栗粉を混ぜてラップで覆うやり方がありますので、一度試してみる価値ありますね!詳細についてはこちらをご覧ください→記事を読む
賃貸物件を退去される時、出来る限り「退去費用」が出ないように心掛けたい所。
最近では入居時に「敷金」が設定されていないケースが殆どなので、もしご入居者様の過失による損傷などが発生した場合、退去費用が高くなる場合もありますが、ただ殆どのケースは実は普段から心がけていれば、防げられるものばかりなので、ご心配なく!
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#湿気 #カビ #退去費用
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