新型コロナウイルスの影響により、物件見学をオンラインに切り替える方も多いと思います。オンライン内見は、仲介会社の担当者のみが、お客様が指定された部屋に伺い、お客様はご自宅からオンラインで確認されるので、感染予防の観点から言えば、メリットが大きいと思います。
ただ、オンライン上における見学は、通常のお部屋見学とは異なり、画面上でしか室内を確認することができないので、通常のお部屋見学ではあまり意識しない部分まで確認しなければなりませんが、ただ仲介会社の担当者にその部分を撮影してもらえれば、確認することができます。
今日のブログは、オンライン内見で確認すべき7つのポイントについてお伝えしていきたいと思います。
目 次
1.奥行きは必ず確認する
2.玄関や共用廊下の間口は要チェック
3.部屋の向きと自然光
4.退去リフォームの確認
5.エアコンクリーニングの確認
6.水回りのニオイ
7.ごみ置き場は要チェック
8.まとめ
1.奥行きは必ず確認する
オンライン内見において、一番確認すべきポイントは、ズバリ室内の奥行。
通常の部屋見学においては「お客様ご自身」で、室内確認ができるため「奥行き」がどのくらいあるのか目視確認が可能ですが、ただオンライン上においては奥行きがどのくらいあるのか、確認することができにくいので、この部分をしっかり確認しておかないと、入居後「荷物が置けない」といったことにもなりかねません。
どのくらいの奥行があるのか、仲介担当者に必ず確認してください。
2.玄関や共用廊下の間口は要チェック
引っ越しの際、通常は玄関から荷物を搬入しますが、ただ玄関の広さがどのくらいなのか、また搬入時「玄関ドアを取り外すことができるのか」など、詳細な部分までは確認することができません。
そこでオンライン内見時に、仲介担当者に「玄関・部屋ドアの広さ」「引っ越し時玄関ドアを一時的に外すことができるのか」を確認しておけば、いざ引越し時に「荷物が中に入れられない」といったことにはなりませんので、安心ですよね。
もし上階の部屋の場合で、玄関から搬入ができない荷物は、ベランダ搬入になりますが、その際追加料金が発生する場合があるので、要注意です。
3.部屋の向きと自然光
お部屋選びに大切な部分のひとつとして、入居した際「自然光」がどのように室内に入ってくるかは、とても大切。
建物の向きによって、自然光が室内にどの具体入るのかは違ってきますが、ただ周辺に建物がある場合、通常ならば多くの自然光が室内に入るものが、入りにくい場合もありますので、周りに自然光を下げぎるような建物があるかどうかは、見学時に確認すべきです。
4.退去リフォームの確認
見学時に募集している部屋が「退去リフォームがしてあるか」確認することが大切です。
退去リフォームがしていない場合、例えば壁紙と壁紙との境目の部分に「隙間」が発生していることがありますが、入居後気づかないで使用していた場合、退去時に「修繕費用を支払いを求められる」こともあり得ます。
入居前に管理会社の担当者が「室内確認」を行いますが、たまに設備不良を見逃すこともあり得ますので、オンライン内見時には「退去リフォームがしてあるのか」「退去リフォームをしていない場合、今後行う予定があるのか」を確認してください。
5.エアコンクリーニングの確認
大手管理会社物件においては、退去時に「室内クリーニング費用」を退去されたお客様が支払うことになっていますが、ただ管理会社によっては、室内クリーニングに「エアコンクリーニング」が入っていないことがあります。
エアコンクリーニングが入っていないと、ホコリが詰まりやすくなってしまい「電気代の上昇」「故障の原因」にもなりますので、もし行っていない場合には、管理会社負担でお願いしておいてください。
6.水回りのニオイ
築年数が経過した物件において、一部では水回り部分に「異臭」が発生することがあります。大抵は「経年劣化」によって配管が古くなって発生するものばかりですが、お部屋見学時は、ニオイを確認することができるものの、オンライン上においては、100%ニオイは確認できません。
オンライン見学時には、仲介担当者に「水回り部分に異臭が発生しているか」確認し、もし異臭が確認できた場合には、修繕してもらえることが可能かどうか、確認されたほうがいいと思います。
7.ごみ置き場は要チェック
契約するかどうかの「判断基準」として決めてもらってもいいと思いますが、賃貸物件において、ごみ置き場が客観的に見て「汚い」「使いたくはない」といった印象を持つ物件は、必ずと言ってもいいほど「入居者の質が悪い」「入居トラブルが多い」ことがわかっています。
たとえ室内がきれいな状態であっても、ごみ置き場や駐車場にごみが散乱していたり、汚い場合には「入居しないほうがいい」ことを示唆していますので、オンライン見学時には、お部屋からごみ置き場まで、映像を流し続けておくように伝えてください、
8.まとめ
オンライン内見は、現地に行かなくても物件の様子がわかる部分としては、とてもメリットがある方法だと思いますが、ただ目視確認ができないところは「デメリット」でしかありません。
もし可能であるならば、契約前に一度ご自身の目で、室内確認をすべき。
室内確認をしてみて、担当者の説明に食い違う部分があった場合、初期費用を支払っていたとしても、賃貸借契約を結ぶ前だったら、キャンセルは間に合います。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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