新型コロナウイルスの影響により、テレワークに切り替わった方は多いと思われます。
緊急事態宣言の発令により、テレワークを推奨した会社は、おそらく今後も継続して行う所も増えてくると思いますが、ただその一方で日中の時間帯に室内にいることにより、騒音トラブルが多くなってきているとのことです。
賃貸アパートは、マンション以上に「騒音トラブル」は多いと言われています。
ただ騒音(正確には生活音)は、戸建て住宅であったとしても「お隣さん」からの生活音は普通に聞こえてしまうことから、生活音が気にならない物件というのは、現実的にはありません。
また音に関しては「人それぞれ認識が異なる」ことから、自分達は生活音対策はしっかりしていると言っても、他方においては音がうるさいと言われてしまうことも、現実には起こりえる事。
では、生活音トラブルに巻き込まれないようにするためには、どのような対策を講じればいいのでしょうか?
1.スリッパをはく習慣をつける
すぐにでもできる生活音対策としては、お部屋にいる時は、常にスリッパをはく事です。
スリッパをはく事により、吸音効果が期待できるので、階下に伝わる生活音(足音)を軽減することができ、またホームセンターなどでは「吸音対策を講じた専用スリッパ」が販売されているので、費用をかけずに生活音対策をしたい方にとっては、理想的なアイテムと言えます。
ただし、大き目のスリッパを購入してしまうと、歩くとき「パタパタ」音が発生してしまい、この音が階下に響いてしまう恐れがありますので、足のサイズにちょうどいいものを購入されるといいと思います
2.掃除は原則日中の時間帯
掃除や洗濯を行う際、どうしても音が発生してしまうことから、時間帯を気にしていないと、思っている以上に音が響いてしまい、クレームになってしまう恐れが十二分にあることから、掃除や洗濯をする時は、原則日中の時間帯に行うのがベスト。
またお風呂の時間についても、深夜帯から明け方の時間帯は、多くの方がお休みになっていることから、この時間帯に入浴されてしまうと、シャワーの音や排水の音がほかの部屋に響いてしまう恐れがあります。可能な限りこの時間帯における入浴は、避けた方がいいのかもしれません。
3.お子さんがいるご家庭の場合、カーペットなどを敷く
賃貸で子育てをされている方にとって、一番気になることといえば、お子さんが室内を走り回ることではないでしょうか?
お子さんはつい室内を走り回ってしまうので、騒音問題になりやすくなりますが、お子さんがよくいる場所に「カーペット」等を敷くだけでも、生活音対策となります。
また、これから賃貸物件を探される方は、上階の部屋に住むのではなく、1階の部屋をあえて選択してみてはいかがでしょうか?
生活音は上から下に響いてしまう性質があるので、階下の部屋に住むことにより、生活音が上階に響いてしまう恐れはそれほどないことから、トラブルに巻き込まれにくくなります。
4.生活音問題が少ない物件に入居する
一般的に、鉄筋コンクリート賃貸は「生活音が響きにくい」と言われていますが、これは都市伝説にすぎません。
管理会社からの話によると、鉄筋コンクリート賃貸であっても、築年数が浅い物件であったとしても、生活音問題は常に発生しているとのことですが、できるものならば、生活音トラブルには巻き込まれたくはないもの。
そこでお部屋探しをする時に「生活音トラブルを含むクレーム件数が少ない」物件を、仲介会社の担当者から教えてもらうことによって、トラブルを未然に防ぐことが可能となります。
管理が徹底されている物件では、生活音問題が発生することは「ほぼ皆無」と言ってもいいぐらいありませんので、生活音が気になる方は、ぜひ担当者に相談してみてはいかがですか?
#生活音問題 #コロナ禍 #騒音
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