ファミリー向け賃貸アパートを探されている方にとって「おしゃれ」「きれい」な賃貸物件に入居する事は、必須項目。
予算があれば「築年数が浅め」の物件に入居したい所ではありますが、ただ賃貸物件は「築年数が浅いほど、家賃は高め」になっているので「良い部屋を見つけたけれど、家賃が完全に予算オーバー」となってしまった経験は、誰もがあるはずです。
ただおしゃれできれいなお部屋は、必ずしも「築年数が浅い(新築)物件」ばかりではありません。近年では築年数が経過した物件においても、室内の設備や内装を一新させたリノベーション物件があります。
リノベーション物件は新築物件とは全く異なった部屋となっていて、メリットの部分もありますが、デメリットの部分も当然あります。そこで今日のブログは、リノベーション賃貸は、どのような人におススメなのかについて、お話していきたいと思います。
1.おしゃれな部屋に住みたいけれど、家賃を抑えたい方
築年数が浅い物件や新築物件は、最新設備が充実している反面、家賃がエリア内においては割高傾向となっています。また初期費用の面においても「敷金」や「礼金」がしっかり設定されているので、初期費用だけでも家賃5~6か月程度になってしまう可能性が非常に高くなります。
一方、リノベーション物件の場合「築年数が経過している」物件の一室を、丸ごとリノベーションしているので、室内空間が「古い」「汚い」といったイメージは全くなく、むしろ古さを感じさせることがないので、おしゃれな部屋に住みたい方にとっては、リノベーション物件は、理想的な部屋といえるはず。
しかも、家賃と初期費用は「新築」「築年数が浅い物件」と比べると「割安」となっているので、今までは予算の都合で新築物件に入居できなかった方でも、入居のハードルが下がったことによって、入居しやすくなります。
2.デザイン性がよいリノベーション部屋もある
近年では「リノベーション賃貸」供給数が多くなってきていることから、管理会社においては「価格競争に巻き込まれない」ように、差別化したリノベーションを展開している所もあります。
甲府市大里町にあるグレイスロイヤルは、1993年築ということもあるので、2018年から空き部屋を順次ナチュラルテイストに特化したリノベーションを展開しています。
自然素材でもある「無垢材」「漆喰」を室内空間に取り入れると、まるでおしゃれなカフェの様な暮らしができるので、多くのご入居者様から高い評価を頂いております。
3.耐震性を確認するためには、外壁を見る
リノベーション物件は、主に築20年以上経過した物件が中心であることから、どうしても耐震性の部分に関しては「不安」に感じられる方は多いはず。
耐震性についてすが、定期的な外壁メンテナンス(外壁塗装工事)が行われている物件に関しては、建物寿命はまず心配しなくてもいいので大丈夫ですが、ただ建物の外壁の色が「誰の目から見ても薄い」物件は、外壁に一部亀裂が入っている可能性や、また外壁の塗膜がなくなっている可能性が高いので、この様な物件においては、契約する前に一度確認されたほうがいいのかもしれません。
4.一部設備が標準装備になっていない
築年数が浅めの物件では、インターネット無料物件となっています。
インターネットが無料になっていると、開設工事をすることなく、入居初日からインターネットが使用でき、毎月の使用料を無料になることから、近年施工された賃貸物件では、当たり前のようにインターネットは無料となっています。
一方リノベーション物件においては、インターネットが無料になっていない所もありますので注意が必要です。
インターネット無料物件は主に「ライトユーザー」の方ならおススメできるものの、ヘビーユーザー(zoom会議をされる方や動画をよくご覧になる方)の方にとっては、物件に入居されているほかの入居者の方が、一斉に動画などを見てしまうと、回線速度が低下してしまう恐れが出てきますので、ヘビーユーザーの方は、あえてインターネット無料物件には入居しないというのも、ひとつの手かもしれません。
またホームセキュリティーやオートロックに関しても、築年数が経過している物件では、設置されていない場合が多いので、こちらも注意が必要です。ただし、セキュリティーに関しては「雨戸シャッター」「二重ロック」「テレビ付きモニターホン」が設置されていれば、防犯面においてもかなり有効的になりますので、リノベーション物件に入居する場合は、上記3点が設置されてある物件に入居されることをおススメします。
5.通常の築古物件より、家賃は高めになっている
リノベーション賃貸は、室内の設備や内装を一新させているので、リノベーション費用が数百万円になることも珍しくはありません。
ですので、通常の築年数が経過している物件の家賃より、家賃設定が高めになっているケースが多いので、この点は注意が必要です。
ただ、新築物件や築年数が浅めの物件と比べると、明らかに家賃の面では安いので、ご安心ください。
なお、リノベーション賃貸の家賃が「安い」物件の場合、リノベーションを無理してまで行っているケースや、浴室がリノベーションされていない所もありますので、この点は注意が必要です。
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