現在、新型コロナウイルスの猛威が全国的に蔓延しています。
このようなこともあり、感染を予防するために「お部屋見学」をオンライン上で行いたいと考えている方は多いと思います。
ただ一度も「ご自身の目」で実際のお部屋を確認しないままで、お部屋を契約してしまうと残念ではありますが「後悔」だけしか残らなくなってしまいます。
ではどうしてお部屋見学をしないと、後悔してしまうのでしょうか?
目 次
後悔①:オンライン内見では、室内の奥行までは把握できない
後悔②:家具や家電などが置けない場合もある
後悔③:通常搬入が難しい場合がある
後悔④:物件の雰囲気がわかりにくい
後悔⑤:お部屋が嫌になっても、キャンセルができない
後悔①:オンライン内見では、室内の奥行までは把握できない
オンライン上での内見のメリットは、現地に足を運ばなくても済むことになるので、時間とお金(交通費)を節約することができ、またお部屋の雰囲気だけを確認する上では、オンライン内見は、理にかなっている方法であると思います。
しかし、オンライン内見の最大のデメリットは、室内空間の「奥行き」に関してはどうしても把握することができない事。この部分に関しては、完全に人の目で確認しなければ奥行きを把握することができません。奥行きが把握できないということは、引越しの際に様々な影響を与えてしまいます。
後悔②:家具や家電などが置けない場合もある
オンライン上で契約をしたままの状態で、いざ引越しをしようとした時、必ずぶつかる壁は、以前から使用していた家具や家電が、新居に置けない場合が出てくること。
お客様が現地見学をしていた場合、あらかじめ現在使用している家具の大きさを図ったうえで、内見される場合が多いので、実際の新居で現在使用している家具などが置けるかどうかを、確認することができますが、ただオンライン内見しかしていない場合、当然ながらお部屋見学はされていないことになるので、場合によっては現在使用している家具や家電が置けないといったことは、十二分にあり得ることです。
後悔③:通常搬入が難しい場合がある
内見をしないままでお部屋を決めてしまうと、当然ながら引っ越しの際に必要となっているドアの間口などは事前に調べることはまずありませんよね。
ドアの間口を通るような家具だったらまだいいのですが、問題はドアの間口を通ることができないような家具を搬入する場合、場合によってではありますが「ベランダ搬入」しなければ搬入することができないこともあり、もし引っ越し業者さんに引越しを委託する場合には、追加料金が発生することもあります。やはり事前に調べておいた方が絶対いいと思います。
後悔④:物件の雰囲気がわかりにくい
オンライン内見の場合、室内の雰囲気の部分に関しては確認することができますが、ただ物件周りの部分に関して、オンライン上で担当者が見せてくれるかどうかは別問題。
これは賃貸業界ではよくある話ですが、共用廊下やごみ置き場のマナーが守られていないような物件は、入居者の質が悪い場合があります。現地見学をすれば、この様なことはすぐに把握することはできますが、オンライン内見の場合では、物件周辺を担当者が見せてくれるかは、別問題となる場合があるので、やはりオンライン内見は一長一短あります。
後悔⑤:お部屋が嫌になっても、キャンセルができない
オンライン内見でお部屋を決めて、いざ引越しをした時に「思っていた部屋とは違っていた」と言っても契約をキャンセルすることはできません。
仲介会社によって対応はまちまちですが、一般的に「賃貸借契約」「初期費用」の両方が完了済みの場合、たとえ室内で生活を1日もしていないとしても、キャンセル扱いは一切できなくなり「解約扱い」となってしまいます。
解約扱いになってしまうと、敷金を預け入れている場合には、敷金は返還されると思われますが、ただ敷金以外のお金は一切返金されませんし、また家賃が一定期間無料となる「フリーレント」付き物件にご入居された場合には「違約金」が設定されていることが多いので、要注意です。
まとめ
新型コロナウイルスの影響により、お部屋見学に行かれるのを躊躇してしまう気持ちはよくわかります。ただオンライン上だけでお部屋を決めてしまうのは、ある意味において多くのリスクを負うことになってしまいますので、やはりお部屋見学に関しては、実際現地に足を運んでもらうのが一番いいと思います。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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