こんにちは。
新型コロナウイルスの影響により、賃貸探しも大きく変わろうとしています。
今までそれほど多くはなかった『オンライン内見』も都市部を中心に次第に増え始め、またオンライン上における「賃貸借契約」を大手管理会社を中心に増え始めています。
今までのお部屋探し・契約と比べて、オンライン上ですべての手続きができることに関しては、とても便利な反面、特にお部屋探しの場合は、実際にご自身で現地に行かれていない分、わかりにくい部分もあるので、出来ることならばお部屋見学だけでもいいので、現地に行かれることをおススメします。
1)掲載写真と実際の部屋が本当にあっているのか確認する。
SUUMO等の不動産賃貸物件検索ポータルサイトには、募集中のお部屋が掲載されていますが、実はお部屋の写真の雰囲気と実際のお部屋の雰囲気が、180度変わっていたことはよくあります。
募集部屋がリノベーション前の状態ならば、まだいいのですが…
仲介会社では、募集している部屋の雰囲気を少しでも明るくしようと、実は明るさ調整を行いながら写真を撮っていることがあり、場合によっては掲載写真と実際の部屋の雰囲気(明るさ)が180度変わっていることは、実はよくあること。
もしあまりにも暗すぎるような部屋の場合、湿気などが心配になりますので、注意が必要です。
2)築年数が古い物件に入居する際、メンテナンスがしっかりしているか確認する。
家賃を節約させたい方は、基本的に築年数が経過した古い物件を探されるとは思いますが、築年数が経過した古い物件に入居する時、外壁の色に注目して下さい。
一部の物件ではありますが、素人が見ても明らかに「色が薄くなっている」ような物件がありますが、メンテナンスをしっかりしていないと、建物構造躯体に悪影響を及ぼし、雨漏りなどが発生する可能性も高く、症状が悪化してしまうと冷暖房をつけているのに全く効かないこともあり得ます。(光熱費が上昇してしまい、節約することができなくなります)
一方、建物自体が古くても、しっかりとメンテナンスが施されている物件は、耐震性に問題はありませんので、ご安心ください。
3)家賃が安すぎるような物件は選ぶな。
家賃が相場以下、もしくは格安物件の場合、これは必ず理由があることを理解して下さい。
家賃が安い物件は、設備が古いものをそのまま使っているからという理由だけはなく、家賃が安いということは、それ相応なりの方も入居しやすくなりますので、トラブルに巻き込まれる可能性もその分高くなります。
もし、どうしても家賃が安い物件に入居しなければならない場合には、必ず入居する前に管理会社の担当者から「クレーム状況」等を確認したほうがベストです。
入居してから我慢ができなくなって「退去」してしまうと、初期費用をどぶに捨てるようなことになってしまいますので、注意が必要です。
4)家賃は手取り3割以下に抑える
一般的に家賃は、手取り給料の3割以下に抑えることを推奨されています。
もし3割以上の部屋を借りてしまうと、生活をしていくのが難しくなるばかりではなく、最近では入居時に「家賃保証会社」に加入することが必須としている物件が多くなってきたことから、入居審査が通らないことも予想されます。
家賃の支払いが厳しくなって安い物件に住替えされる方の多くは、身の丈に合わないような部屋を選んでしまったケースが殆ど。またライフスタイルの変化(転職・妊娠など)により家賃の支払いが厳しくなる方もまれにいるので、お部屋探しをされる時には、あまり無理をしないような部屋に入居するべきです。
5)度が過ぎた要求をしてくると、入居審査に悪影響を及ぼす恐れが…
お部屋を借りるとき、お客様の立場で考えれば、できる限り費用を抑えたいのは、誰もが共感するところではありますが、ただ度が過ぎた要求を担当者にした場合、これらのことは全て入居審査の材料になってしまうことがあり、客観的な部分から見て実現不可能すぎるような要求をしてくるお客様に関しては、入居審査が通らないこともあり得ます。
6)インターネット無料物件、通信速度が低下する恐れが…
今では築年数関係なく「インターネット無料物件」が多くなってきました。
インターネット無料物件は、インターネット接続工事をしなくてもインターネットを使えることができ、また月々の使用料も無料になることから、若い世代には人気が高い設備といえます。
ただし、インターネット無料物件のデメリットとして、物件全体で同じ回線を使用しているため、複数のご入居者様が同時に動画などを見てしまうと、場合によっては回線速度が低下してしまう恐れが出てきたり、またセキュリティーの部分においても万全ではない恐れがあります。
また最近では企業間においてテレワークを推奨している所もありますが、インターネット無料物件の場合、回線速度が低下してしまう恐れが出てくることから、
回線速度を重視/セキュリティーが気になる方は、あえてインターネット無料物件には入居しないのもひとつの解決方法になるかもしれませんね。
お部屋探しの際、参考にして頂ければ幸いです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#賃貸探し
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