賃貸物件において「子育てをこれからされようとする方」「現在されていて、住み替えを検討されている方」等は多数いると思いますが、賃貸物件において子育てをする場合、どの部屋でもいいというわけではありません。
子育てをする場合、どうしても「夜泣き」「体調変化」「幼稚園などの文教施設」等を考えなければなりません。それらを総合的に含めた上で、賃貸物件を選ばないと、入居後後悔だけしか残らなくなってしまうので、注意が必要です。
目 次
1.子育てに適した賃貸とは?
2.周辺に医療施設・文教施設があることも非常に重要
3.ドラックストアが近くにあると、とても便利
4.まとめ
1.子育てに適した賃貸とは?
子育てに適している賃貸物件は、やはり2LDK以上の広めの部屋。
1LDKでもいいのではといった意見もありますが、1LDKは洋室が1つしかないため、もしご主人が長期の育児休暇が取れない場合には、寝室を別にしなければ、ご夫婦が同じ寝室となってしまうことから、仕事に影響(睡眠不足)が出てしまう恐れが出てしまいます。
一方2LDK以上の物件では、洋室が複数あることから、1部屋を赤ちゃん専用の部屋として、奥様と赤ちゃんが一緒に寝ていただき、ご主人は別の部屋で寝ることができるなど、ご家庭に合った使い方ができるので、とても便利です。
また子育てをされる方の中で、ご夫婦が若い方の場合、収入的な問題で、家賃が安い物件を選んでしまいがちですが、家賃が安すぎる物件は「それ相応の人」が入居している/これから入居してくることが予想されるので、場合によっては「夜泣き」をしただけで「クレーム」を言う方が出てくることが予想されます。
ただこのようなことを言ってくる物件というのは、管理会社でもある程度把握しているので、もし都合によって家賃が安い物件しか入居することができない場合には、その物件に入居しても本当にベストなのかどうか、担当者に確認されることをおススメします。
また、鉄筋コンクリート賃貸は、防音面に優れているとよく言われますが、管理会社担当者の話によると、新築鉄筋コンクリート物件においても、騒音問題は普通に発生しているとのことですので、見た目だけで入居を決めてしまうと、後悔してしまうかもしれません。
2.周辺に医療施設・文教施設があることも非常に重要
お子さんが小さいうちは、免疫力が弱いこともあるので、風邪をひいてしまったり、また急にアレルギー症状が出てしまったりすることもあるので、この様な場合には、すぐに医療施設に連れて行って、適切な処置をしてもらわなければなりません。
重篤症状が出ていない限りは、ご両親が医療施設に連れて行かなければなりませんが、ただ現在入居している賃貸アパートから「アクセスが悪い」と、余計に心配になってしまいますよね?
賃貸で子育てをする場合、すぐ近くに医療施設があると、何かあった時には心強い部分がありますし、また幼稚園や保育園といった文教施設も近くにあると、送迎をする時とても便利になるので、賃貸を探す時にはこのような部分も、しっかりと把握しておいた方がベストです。
3.ドラックストアが近くにあると、とても便利
ソフトブレーン・フィールド株式会社の調べによると、子供用のおむつの購入先として、ドラックストアを選んでいる人が、全体の50%以上占めていることがわかりました。
同社によると…
「セールをしていて、おむつがいつもより安かった」
「1つしか購入しない予定だったが、セット値引きがあるから2つ購入した」
など、通常の販売店と比べると「価格面」でオトクとなっていることから、ドラックストアで購入される方が多いと分析していますが、お住まいのすぐに近くにドラックストアがあると、万が一おむつの在庫がなくなってしまっても、すぐに買いに行けるのでとても便利ですよね。
4.まとめ
いかがでしたか?
賃貸物件において、子育てに適した物件とは、部屋数が複数あることは必須ですが、それ以上に現在入居されている方が、子育てについて「理解されている」かどうかが非常に重要となります。
特に1歳ぐらいになるまでは、どうしても夜泣きが発生してしまうので、子育てに理解されていない方は、クレーム認識を持ってしまいますが、子育てに理解されている方が入居されている場合、夜泣きが発生しても、それが違和感を感じるような場合いがいならば「お互い様」といった認識を持っているので、子育てがとてもしやすくなります。
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