こんにちは。
新型コロナウイルスの影響により、収入が減少した方は多いと思いますが、中には「住宅ローン」が支払うことが難しいと、金融機関に相談をされる方が、月を追うごとに多くなってきています。
住宅ローンを取り扱っている「住宅金融支援機構」によると、支払いに関する相談件数は、今年の2月はおよそ20件だったのが、3月に入ると10倍の200件、そして今月にはなんと60倍の1200件に膨れ上がっています。
住宅ローンと賃貸の家賃には実は因果関係があるのをご存知でしょうか?
戸建て住宅に住み返される方の殆どは、「毎月の家賃の支払いをすることはもったいない」と考えている方が多く、家賃と同額のローン返済ならば、戸建て住宅に住替えした方がお得であると判断される方が圧倒的に多いです。
しかし、戸建て住宅における住居費は、毎月のローン以外にも「固定資産税」「保険料」といった諸経費がかかってくるので、収入が減少した場合には、固定資産税や保険料の支払いも滞ってしまう可能性が高くなります。
戸建て住宅の住居費(ローン+固定資産税・保険料の月割り合計)の総額と、新築物件・築5年ぐらいファミリー物件の家賃総額(管理会社に支払う総額)は、山梨県内においてはそれほど差異はないので…
もしかすると、現在新築・築5年ぐらいの賃貸物件に入居されている方の中には、家賃の支払いがキツイと感じる方は、少なからずいるのではないでしょうか?
もし、現時点で支払いがキツイ/今後支払いが滞ってしまう方は、住み替えを検討されたほうが良い場合もありますし、またこれからお部屋探しをされる方の中で、新築物件に入居したいと考えている方は、新築物件の入居はあきらめた方がいいのではと考えます。
というのも、新築物件・築5年ぐらいの物件から、新築とほぼ同じようなお部屋のリノベーション賃貸物件に住替えをすることにより、年間で20万円前後節約することができるからです。
最近のリノベーション賃貸は、新築物件と遜色ない部屋になっていて、家賃も新築と比べると数万円程度お安くなっています。当物件でもおしゃれカフェのような部屋にリノベーションを施していますが、家賃単体では7万円を切っています。
新型コロナウイルスの新規感染者数は、外出自粛が功を奏して、日を追うことに減少傾向になってきていますが、非常事態宣言が全国に波及してしまったことにより、コロナ倒産をする企業が今後ますます増えてきて、結果的に今後の収入や今夏のボーナスにまで影響が出てくることが懸念されます。
収入が減少したご家庭で、支出を切り詰める場合、必ず額が大きい「住居費」にメスが入る可能性が高くなります。今は大丈夫と思っていても、今後どうなるかはだれも予想はつきません。もし家賃の支払いに一抹の不安がある方は、住み替えを含めて検討されたほうがいいのかもしれませんね。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#新型コロナウイルス #住宅ローン #住み替え
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