こんにちは。
洗面台周辺は、浴室や洗濯機など水気が多い場所にあることから、湿気が特に集中しやすいエリアとも言えますよね。
賃貸物件の場合、洗面台周辺には「窓」や「換気扇」等がない場合が多いので、しっかり対応しておかないと「壁紙」や「洗面台」にカビが生えてしまう可能性がとても高くなります。
洗面台にカビが生えてしまうと、健康的にもよくはありませんし、何よりそのカビが掃除をしても落ちない場合、入居期間にもよりますが、退去時「修繕費用」が発生する可能性が出てきます。
賃貸借契約書の中に「善意注意義務」というものがあります。
湿気が発生してしまうことに関しては、日常生活上やむを得ない場合がありますが、湿気が出ているのにもかかわらず、放置をして置いたら、カビが生えてしまうことは誰でもわかりますよね?理解していたのに対応しないと「善意注意義務違反」に該当する場合が高くなり、退去時に修繕費用が発生する可能性がとても高くなります。
賃貸物件は、窓や換気扇がない所が多いので、洗面台周辺に湿気が溜まりやすくはなりますが、ただちょっとしたことで、洗面台周辺の湿気対策は簡単に対応することができます。
①浴室の換気扇は24時間つけっぱなし、ドアは必ず閉める。
賃貸物件の浴室には、必ず換気扇が設置してあります。
賃貸の浴室に窓が設置されていれば、一番ベストではありますが、浴室に窓が設置されている所は、それほど多くはありませんので、もっぱら浴室の換気は「換気扇」のみとなってしまいます。
皆さんの中には「換気扇を常時つけっぱなしにしておくと、電気代が気になる」と思いがちになりますが、浴室の換気扇の消費電力は、エアコンの消費電力と比べれば、ごくわずかなので、常時つけっぱなしにしておいても、月の電気代は数百円程度。
家計的にはそれほど深刻な金額ではありませんが、もし換気扇を使用せず、浴室のドアを開けて換気をしてしまい、その結果洗面所周辺にカビが生えてしまい、修繕費用を支払うことになる方が、家計的にはとてもピンチになります。
②市販の除湿剤を洗面所に設置する。
換気が難しい洗面所は、湿気がこもりやすくなるのは致し方がないことですが、ただあるものを設置することにより、簡単に湿気対策をしてくれます。
それは、除湿剤。
100円ショップで販売されている除湿剤で結構ですので、洗面所に複数設置すると、すぐに除湿剤に水が溜まってきます。もちろんすべての湿気を除湿剤が吸収することは難しいですが、水が溜まることは、湿気を吸収してくれていることを証明していますので、自分達ができる対策としては、十分すぎると思われます。
甲府市大里町にあるグレイスロイヤルでは、今秋1部屋リノベーション部屋を募集開始予定ですが、洗面所周辺には「調湿効果」が期待できる壁紙を施工いたします。
通常の壁紙は、もちろんですが調湿作用はありませんが、調湿効果が期待できる特殊の壁紙を洗面所に施工することにより、多少ではありますが、余分な湿気を吸収してくれますので、カビ対策としても有効的ではありますが、効果としてはそれほど期待することができないので、補助的という認識でお使いいただければと思います。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#カビ #洗面所 #善意注意義務
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