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賃貸でも冬を快適に過ごすことができる方法とは?


間もなく本格的な冬の季節が到来します。

冬の季節は、暖房器具を使う機会が多いため、どうしても光熱費が上昇してしまいがちになり、家計を圧迫させてしまいます。特に今年は「原油価格の高騰」により、大手が一斉に家庭用の電気料やガス代を値上げしていることから、いつも通りに暖房器具を使用してしまうと、月末に届く請求書が大変なことになってしまいます。


ただ、暖房器具/室内の使い方によって、光熱費を削減することは可能となります。


今回のブログは、賃貸の冬を快適に過ごす方法を取り上げますので、ぜひ実践してみてはいかがですか?


 

目 次

 

1.暖房器具の1か月あたりの使用料

賃貸物件/戸建て住宅において、暖房器具を使用する際、大抵は「エアコン」「石油ファンヒーター」「オイルストーブ」のどれかを使用される機会が多くなりますが、ではこれらの器具を1か月使用した場合、毎月の使用料金はいくらぐらいになるのか、まとめてみました。


・エアコン 約3000円

 電気料金27円/時間で、6時間使用、25日使用した場合で試算

・オイルヒーター 約6000円

 電気料金27円/時間で、6時間使用、25日使用した場合で試算

・石油ファンヒーター 約3600円

 1日8時間使用で、1.44ℓ消費、1ℓ=100円で、25日使用した場合で試算


上記3つの器具の1か月あたりの電気代/燃料代を比較すると、エアコンと石油ファンヒーターがそれほど大差はないものの、オイルヒーターに関しては、電気効率が悪いことから、どうしても消費電力が高くなってしまいます。


ただ上記の電気代/燃料代はあくまでも「通常使用」状態で使った場合の平均的な数値であることから、使い方によっては「電気料金を抑える」ことは十分可能となります。



2.賃貸でもできる快適な節約方法



室内で暖房器具を普通に使っていたのでは、冷気が室内に入りやすくなるので、設定温度を高くしなければならないので、電気料金が高くなってしまいますが、室内対策をしっかり行えば、電気代節約が簡単にできます。


①雨戸シャッター、カーテンを閉める

冬の季節、室内が冷え切ってしまう原因の大多数は、窓からの冷気。

窓から室内に向けて、冷気が入ってきますが、ただ窓周辺において「冷気をふさぐ壁」みたいなものがない限り、暖房器具を使用したとしても、室内が温まりにくくなります。


ただこの問題は、カーテンを閉めることによって、ある程度解決することができますので、室内にいる間は、カーテンを閉めて暖房器具を使用されることをおススメします。また室内が温まってきたら、設定温度を低くするなどの省エネ対策をするだけでも、電気代を節約することができ、最近の暖房器具には「省エネモード」が設定されているものもあるので、それらを有効活用することで、さらに消費電力を抑えることができます、


また、一部の賃貸物件には「雨戸シャッター」が設置されています。

雨戸シャッターは、風雨が強い時に「窓を保護」するために使用するものと思っていませんか?実は冬の季節において、雨戸シャッターを閉めることで、外からの冷気をシャットダウンすることが可能となってくることから、暖房効率がさらに良くなるので、暖房設定温度を高くする必要性が少なくなります。


雨戸シャッターがついていると、窓に付着しやすい「結露」対策もできますので、一石二鳥となります。


②ダウンジャケットを着る

最近のダウンジャケットは、値段の割には「しっかりと身体を温めてくれる」ものが多いことから、室内で着ることによって、暖房設定温度を低くすることが可能となってきます。夏場の場合は、薄着になったとしても「暑さを解消」することができませんが、冬は重ね着などをすることによって、寒さ対策を簡単にできるので、最も簡単な節約術と言えます。


③洗面脱衣所には、暖房器具を置く

冬の季節は、浴室と洗面脱衣所の温度差が激しいことから、ヒートショック症状を引き起こしやすくなりますが、ただ洗面脱衣所に「暖房器具」を設置し、入浴前に室内を暖めることによって、洗面脱衣所と浴室の温度差を狭めることが可能となるので、ぜひ実践してみてはいかがですか?

また、お風呂に入る前に、シャワーなどを使って「壁を暖める」ことで、浴室の温度を高くすることができます。もしシャワーを使うのに抵抗を感じる方は、お風呂をためる時、フタの一部を開けることによって、湿気が室内に充満することかができるため、同じ効果が期待できます。



3.電力会社の見直し

電力会社の見直し

例え節約をしたとしても、元々の料金が高ければ、元も子もありません。

今の時代では、ご自身にあった電力会社を「自由」に選べる時代となりましたので、現在電気料金が高いなと感じている方は、この際、電力会社を見直すというのも、ひとつの方法です。(シミュレーションはこちら



4.ガス会社は見直しできないが、値下げ交渉は可能

ガス会社は見直しできないが、値下げ交渉は可能

賃貸でプロパンガスが設置されている物件においては、ガスタンクが敷地内に設置されていることが原因によって、理論的には「オーナーさんがガス供給会社からガスを仕入れている」ことになります。


ですので、ガス料金(正確に言えばガス単価や基本料金)が高いと感じても、ガス会社に交渉することができるのは、オーナーさんしかいません。最近では、ネット上において地域におけるガス単価相場を調べることができるため、もしガス単価や基本料金が高いと感じた場合には、管理会社経由でオーナーさんに相談されることをおススメします。



5.まとめ

冬の季節は、夏同様「暖房器具」を使用しなければ、生活を維持することができませんが、ただ工夫次第では、夏以上に節約させることは可能になります。


特に冬場は、お風呂の設定温度を「高く」しないと、身体を温めることができなくなってしまいますが、お風呂のお湯の量を少なくすることによって、必然的にガス使用量も抑えることが可能となるため、一石二鳥となります。


今年は電気ガス料金の基本料金が「高く」なっていますが、上手に節約して、楽しく冬を乗り越えましょう。


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