賃貸でも戸建て住宅においても言えることですが、生活していく中では、どうしても設備トラブルは多いもの。
今回のブログではトイレのつまりについてお話させていただきますが、賃貸物件におけるトイレトラブルで一番多い事例は「トイレの水が止まらなくなる」こと。
これはトイレ内にある「ボールタップ」と呼ばれる部品が劣化してしまったことにより、発生してしまうことが多いので、この場合の修理費用は全額オーナーサイドが持ちますが、ではトイレ内が急に詰まってしまった場合、誰の責任になるのでしょうか?
1.トイレのつまりの原因
トイレのつまりの原因として考えられるのは「トイレットペーパー」や「水に溶けやすいトイレ用シート」を大量に流してしまったケース、もしくはトイレットペーパーの芯などといった異物を流してしまったケースが殆どで、ごくまれに下水の配管が詰まってしまって、トイレが詰まることもありますが、下水が詰まるようなことはそうそうあることではありません。
2.費用負担は誰になるの?
賃貸借契約書において、入居中の設備不良に関する費用負担に関しては、明確な基準が設定されています。
経年劣化によって発生したと思われる「設備不良」に関しては、全額オーナーサイドで負担いたします。一方ご入居者様が故意・過失によって、起こしてしまった設備不良に関しては、減価償却は一切考慮されずに全額ご入居者様負担となります。
また緊急性を除いて、もし設備不良が発生した場合には、原則として管理会社(夜間や土休日は24時間対応しているコールセンター)に連絡することになっています。連絡して頂ければ担当者がすぐに現地に急行し、対応を取ります。また管理会社に連絡の際には「どうして詰まったのか」説明して頂くことによって、修繕費用は誰が持つのか判断しやすくなります。
3.軽微なつまりならば、ご自分でも対応可能
軽微なつまりならば、ご自身でも対応することはできます。
一番代表的なのは、ラバーカップ(スッポンといえばわかりやすいですね)を使うと、つまりは解消されやすいとされています。ただ中にはラバーカップを使用しても、つまりが解消できない場合もありますので、その場合は家庭内に必ずある「食器用洗剤」等を使えば、つまりが解消されやすくなります。
詳細については、こちらをご覧下さい▶▶記事を読む
4.まとめ
トイレ内が詰まることは、そうそうないことではありますが、もしトイレが詰まるなどといった設備不良が発生した場合には、すぐに管理会社に連絡して下さい。
また、修理費用がご入居者様負担となってしまった場合でも、ご加入している「家財保険」の補償対象になる可能性がありますので、もしご入居者様負担になってしまった場合には、一度家財保険証書をご確認して頂くか、管理会社までご相談ください。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#トイレつまり #経年劣化 #家財保険
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