近年、住宅ローン減税&ローンの低金利ということもあり、地方都市においては賃貸物件から戸建て住宅に住替え(夢のマイホーム)をされる方が非常に多くなってきています。
戸建て住宅に住替える方の意見として、最も多いのは…
・家賃を何年支払っても、自分の所有物にはならない
・毎月の家賃分で戸建てが買える=ローン返済ができる
確かに、現在の住宅ローンの金利+2000万円位の戸建てなら、月々の支払額は家賃とほとんど変わりはないので、家賃を支払うのがばかばかしくなってきますが、ただ賃貸に住むことで、戸建て住宅ではできないことが簡単にできてしまうこともあります。
そこで今日のブログは、賃貸で生活することで得られるメリットについて、お話していきたいと思います。
目 次
1.好きな場所に住める
2.住みにくくなった時には、いつでも住替えられる
3.多額の債務を長期間背負うことはない
4.高齢者向け賃貸もあるので安心
5.まとめ
1.好きな場所に住める
賃貸のメリットとして最大級のメリットといえば、やはり好きな場所に住めること。
例えば「会社から近い所に住みたい」「自然豊かな場所に住みたい」「駅から5分位の所に住みたい」などといった条件をたくさん出しても、希望物件は必ずと言っていいほど見つかります。
また環境の変化(妊娠・転職)などで、現在入居している部屋が「手狭」になった時、すぐ違う物件に住替えができるのも、賃貸ならではのメリットと言えそうですね。
2.住みにくくなった時には、いつでも住替えられる
賃貸物件のクレームで最も多いのは、生活音が原因と思われる騒音。
生活音トラブルは、築年数や構造などは一切関係なく発生してしまいますが、ただ音に関しては人それぞれ認識が異なることから、たとえ防音性に優れた賃貸に入居していたとしても、クレームは発生してしまいます。
万が一、騒音トラブルに巻き込まれてしまって「ここでの生活がイヤになった」と思った時、違う物件に住替えることが可能なのも、賃貸のメリットと言えます。
住替える時に、管理会社が同じところで契約すると、本来発生してしまう仲介手数料が無料や半額(0.5か月分)になるところもあります。
3.多額の債務を長期間背負うことはない
戸建て住宅購入は、人生において一番高価な買い物。
大多数の方は35年間毎月ローン返済をしなければなりませんが、万が一ローンの支払いが厳しくなってきた場合、最悪自宅を売却しなければならなくなりますが、ただ売却できたとしても、ローン残債より下だった場合には、売却後もローンを支払い続けなければなりません。
また10年に1度のスパンで、外壁塗装工事などをしなければ、建物の耐久性が低下してしまうので、必ずやったほうがいいのですが、ただお子さんがいる場合、この時期は教育費などが徐々に上がってくる時期になるので、外壁塗装を後回しにしなければならなくなる可能性が高く、その結果自宅が古臭く見えてしまうことも…。
4.高齢者向け賃貸もあるので安心
日本人の健康寿命は、世界でもトップクラス。
近年では高齢者向けの賃貸アパートも、充実していることから、ご夫婦で高齢者向け賃貸で生活することも、比較的簡単にできます。
また介護をする程度ではないけれども、少し体が不自由になってきた方向けのアパート(サービス付き高齢者住宅)もあるので、高齢者になったと言って、賃貸に住めないというようなことはありません。
5.まとめ
賃貸物件は、戸建てとは異なり、家賃を何年支払い続けても「自分の所有物」にはなりませんが、ただその一方で「住み替えが容易にできる」「多額の債務を背負う」ことがないので色々な所で生活をしてみたいと思っている方には、賃貸の方がメリットがあります。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#住み替え #賃貸 #戸建て
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