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執筆者の写真GRACE LOYAL ELEGANT ROOM

賃貸の契約の流れとは?どの位日数がかかるの?


これから賃貸物件を探される方が気になることは、希望する部屋の契約にかかる日数がどのくらいかかるのかどうかではないでしょうか?

賃貸物件の契約に至るまでは、色々なことを行わなければならないので、どうしても時間がかかります。賃貸情報サイトなどに「即入居可」という表記がされてある物件を見ると、申し込みをすればすぐに入居ができるのかな?と思われがちですが、これは間違い。正しくは契約が終了した時点からすぐに入居ができるという意味です。


では、お部屋申込~賃貸借契約に至るまで、どのような流れになってるのでしょうか?



ステップ1:お部屋申込をする


希望物件が無事に決まり「この部屋を借りたい」と思った時は、仲介会社において「お部屋申込」を行います。申込書の記入が完了した後は、仲介会社ではその書類を「家賃保証会社」「管理会社の担当者」に回して「入居審査」を行います。


現在では入居時に「家賃保証会社」に保証料を支払うことを必須としている物件が多くなってきていることから、家賃保証会社の利用必須物件では、必ず家賃保証会社の審査に合格しなければ、入居許可を出すことができません。


家賃保証会社における審査は、主に勤務先・年収などから、お客様が家賃を支払える能力があるのかを調べます。特段問題がない場合には、家賃保証会社の審査は「数日」で完了しますが、ただ収入的に家賃支払い能力が難しい場合(ボーダーライン上)には、1週間ぐらいかかる場合もあります。



家賃保証会社における審査が通過した後は、管理会社における入居審査が行われます。

管理会社における審査は、主にお客様の人柄などを中心に審査を行います。


実はお部屋見学の段階で、お客様の様子に関して仲介会社の担当者はすでに審査を行い、その様子も管理会社の方に報告していますので、例えば「言葉遣いがあまりにも乱暴」「入居予定者全員が契約打ち合わせに同席していない(正当な理由がある場合は除く)」等のような態度・行動を行っていると、管理会社では「入居後トラブルを起こす可能性がある」と判断して、そのことをオーナーさんにも報告して、場合によっては入居を見送られてしまうことがあります。


ただし、このようなケースは殆どありませんので、ご安心ください。


 

ご注意

家賃保証会社の審査が伸びている場合の殆どは、家賃保証会社の審査に落ちたことが想定されます。ただこれはよくあることで、A家賃保証会社の審査に落ちてしまったが、B家賃保証会社に審査を回したら、審査に通ったというようなことはよくあります。もし審査に時間がかかった場合は、この様なことが予想されますので、もし審査に時間がかかっている場合には、仲介会社に連絡したほうがいいのかもしれませんね


 

家賃保証会社を利用することにより、連帯保証人をつけることは基本的にはありません。

ただし、収入的に家賃の支払い能力が微妙と家賃保証会社が判断した場合には、「連帯保証人をつけることを条件」に入居許可を出す場合があります。

 

ステップ2:初期費用の支払い、契約書類の準備


お部屋申込・入居審査が完了した後は、初期費用の支払い及び契約書に必要な書類を準備して頂きます。


初期費用の支払いは、基本的には契約日前に行っていただくので、入居審査が完了後、初期費用に必要な費用を準備しておいてください。また初期費用の支払いに関しては、仲介会社ごとで異なるものの、一般的には「銀行振込」が多いです。なお、現金による支払いは一切行ってはいませんので、ご注意ください。



また次回来店時に「賃貸借契約書」の作成を行うので、必要書類の準備をしていただく事になります。必要種類の中には、市区町村役場に行かなければ交付されないものもあり、土日休みの方は、市区町村役場に行くことが難しい場合がありますが、ただ夜7時ぐらいまで開庁しているところや、日曜日に本庁舎のみ開庁しているところもありますので、一度調べておいた方がいいのかもしれませんね。

 

 


個人契約と法人契約とでは、必要書類は異なりますが、ここでは個人契約で契約をする場合に必要な書類についてお伝えします。


~必要書類~

・入居者全員の住民票

・身分証明書

・源泉徴収票

・車検証、任意保険証の写し

(連帯保証人をつける場合は連帯保証人の印鑑証明)




ステップ3:契約


契約書作成のために必要な書類が準備ができたら、契約まであと少し。

契約来店日に仲介会社に訪問をして、賃貸借契約書の作成及び、重要事項説明の説明を「宅地建物取引士」の資格がある社員が行います。


ご入居期間中、お部屋をきれいに使用して頂ければ、退去費用はほとんど発生しないと言っても過言ではありませんが、ただマナーを守って頂けないと、意外に退去費用が発生してしまいます。


よくある事例としては…

1)浴室換気扇を常時つけっぱなしにしなかったことで、浴室内にカビが発生してしまい、カビが取れなくなってしまった。

2)換気をしない状態で、室内でタバコを吸い続けたことにより、壁紙にタバコのニオイがついてしまった。

3)画鋲以上の穴(釘など)を開けてしまった



また契約書の作成・署名捺印が完了後、お部屋のカギが渡され、新生活がスタートします。



まとめ


お部屋申込~賃貸借契約に至るまでは、おおむね2週間程度かかりますが、審査が長引いてしまうと、もう少し時間がかかる場合があります。


賃貸物件は、ひとつの建物に複数の部屋があることから、生活音問題はどの物件(新築/鉄筋コンクリート賃貸)でも発生してしまいます。ただ最低限のマナー(深夜帯に大声を出さない・深夜早朝の時間帯の入浴は控えるなど)は守ることで、生活音トラブルに巻き込まれてしまうことはあまりないので、ご安心ください。



#賃貸借契約 #契約の流れ

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