ファミリー向け賃貸物件において、子育てをされているご家庭は多いと思いますが、ただお子さんがある程度大きくなると、どうしても「室内を走り回ってしまう」ことから「クレーム」になりやすくなります。
音は「上から下に伝わりやすい」性質を有していることから、特に上階にご入居されている方にとっては、できる限り生活音を出さないよう、配慮されていると思いますが、ただ音に対する人の認識は「十人十色」である以上、どうしてもクレームが発生してしまいがちに。
そこで、上階にお住まいの方は「足音などの生活音」をできる限り抑えようと、様々な対応をしていると思いますが、吸音効果が期待できる「カーペット」「ジョイントマット」等を床全体に敷いてしまうと、費用が高額になってしまい、家計的には黄色信号となってしまいますよね。
そこでおススメなのが、子供用のスリッパ。
スリッパを室内で履く事によって「吸音効果」が期待できることから、スリッパを履かない場合と比べて「階下に響く生活音は軽減」されることは明らか。
ただ、小さなお子さんはスリッパを履きたがらない(むしろ嫌い)ことが予想されますが、賃貸の生活音トラブルを防ぐ&生活音対策の費用対効果を考えても、スリッパはとても有効的なので、お子さんが嫌がっていたとしても、スリッパを履かせる習慣をつけさせてもらうと、生活音で階下の方と、もめるようなことにはなりにくくなります。
もし現在賃貸アパートをお探しの方で、お子さんと一緒に入居される方は、次のような部屋がおススメです。
①1階の部屋に入居する
足音などの生活音が問題となる騒音クレームの大多数は、上階から発生しています。
もし生活音問題が気になってしまう方は、上階の部屋にご入居されるのではなく、あえて1階の部屋にご入居されてみてはいかがでしょうか?
階下の部屋に住むことによって、生活音が上階に響くことは「ほとんどない」ことから、お子さんが走り回って困っているご家庭には、ぴったりの部屋となりそう。また1階の部屋に住むことにより、部屋~駐車場までの導線が短くなることから、移動がスムーズとなる点もメリットと言えますし、何より1階の部屋は2階の部屋と比べて「家賃が安い」のも魅力ですよね。
②和室部屋がある賃貸に入居する
今ではあまり数は多くはありませんが、築年数が20年以上経過している物件の一部には、和室部屋が標準装備されています。
退去時に「畳の表替え代が発生」するのが唯一のデメリットではありますが、畳には吸音効果が期待できるので、小さなお子さんがいるご家庭にとっては、とても助かる部屋であると思われます。
またお子さんが1歳ぐらいになるまでは、ベビーベッドを活用される方が多いと思いますが、ベビーベッドを室内に置いてしまうと、室内空間が狭くなってしまいますし、柵をしっかりロックしておかないと、転落してしまう恐れが出てしまいます。
そこでおススメなのが、ベビーベッドの代わりとして、和室部屋に布団を敷いてみてはいかがですか?畳の上ならば、転落事故はまずありえませんし、何よりベビーベッドを使用しなくても済むのならば、購入費用を節約できる点においても、メリットであることは間違いありません。
③クレーム件数が少ない物件を探してもらう
よく鉄筋コンクリート賃貸は、生活音問題が発生しにくいと言われていますが、これは完全にウソ。
鉄筋コンクリート賃貸で新築物件であっても、モラルが守らない方がいた場合、生活音は普通に響いてしまい、クレームに発展してしまいます。
子育てをされている方や、お子さんと一緒に生活されているご家庭の場合、ファミリー向け賃貸物件に入居されているとはいえ、生活音トラブルはどうしても気になるところ。
実は入居者の質が高い物件ほど、生活音問題を含むクレーム件数は、あまりないと言っても過言ではなく、これは築年数や建物構造は一切関係はありません。
もし生活音などが気になる方は、お部屋探しの際に「クレームが少ない物件があるかどうか」仲介会社に相談してみてはいかがですか?
お部屋探しの際、参考にして頂ければ幸いです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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