賃貸物件を探す時、築年数を気にされる方は多いと思いますが、では築年数だけで物件を判断する方がいるかというと、そうでもないのが現状ではないでしょうか?
人間誰もが「古いより新しい」ものを好みますが、ただ古いというだけで判断してしまうと、もしかしたら後悔してしまうかもしれません。
最近では古民家を改造した宿泊施設や、カフェみたいなお店までありますが、これらは建物が古いからこそ味わえる空間である以上、この空間が好きな方にとっては、古さは全く気にならないもの。
ただ賃貸における築年数は、シッカリとメンテナンスがしてあるかどうかで、判断が分かれてきますので、もし築年数が経過している物件を選ぶ際には、この点に気を付けるべきです。
①建物メンテナンスがしてあれば、築年数はあまり考えないほうが得
「築年数が経過している物件は遠慮したい」と考えている方の多くは、建物メンテナンスがしっかりされているかどうかを、非常に心配されます。
確かに外壁は常日頃から「紫外線」が当たっているので、当然外壁パネルや、パネルとパネルをつなぐ「コーキング」と呼ばれるゴムパッキンみたいなものは、時間の経過と共に劣化してきます。
外壁塗装工事などがしっかりとされている物件は、建物内部にある構造躯体が劣化することはないので、建物寿命が短くなることはまずありませんし、物件自体も新築と殆ど変わらないぐらいきれいになっています。
その一方で、外壁塗装工事は「多額の費用」がかかることから、しない物件が多く目立ちますが、この様な物件では、最悪雨漏りがしやすくなったり、構造躯体が劣化しやすくなったりなど、目視では確認できない所において「劣化」が進んでいることから、大変危険です。
②リノベーション物件は増えてきています
築年数が古い=室内ボロボロではありません。
近年では、賃貸物件の空室率が問題化になっていることもあり、築年数が経過している物件の中には、室内をリノベーションする所が増えてきています。
リノベーション工事をすると、室内が見違えるほどおしゃれな空間になっていて、本当にここが古い物件なの?と思わず疑いたくなるほど、室内空間が変わっています。
リノベーション物件のメリットは、室内空間がおしゃれすぎるのに、家賃が新築より数万円安いのは当たり前。新築物件は家賃が割高になっているので、家計的に難しい場合も出てきますが、リノベーション物件ならば、リーズナブルな家賃設定となっているので、お得となることが多いです。
③築古物件は利便性が高いエリアが多い
築年数が経過している物件は、エリア的にいいところにある場合が多いので、室内がリノベーションされていれば、生活がとてもしやすいと言っても過言ではありません。
当物件がある甲府市大里町は、近年人口が増加傾向となっていることから、飲食店を中心に生活に必要なお店(スーパー、ドラックストア、コンビニエンスストアなど)が大里町内に全てあるので、生活がとてもしやすく、また保育園や幼稚園など文教施設や、小児科や内科といった医療施設も大里町内には多数あるので、とても便利。
さらに中央自動車道・甲府南インターまで車でわずか10分とアクセスが良く、リニア新幹線の新駅が大里町近くにできることから、利便性はさらに高くなると言っても過言ではありません。
築年数は最初はどうしても気になる部分ではありますが、ただ車の車検と同じで、定期的なメンテナンスをしっかり行っていれば、安全性などは問題ではなく、むしろ家賃がリーズナブルになっていることから、オトクな場合が多いです。
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