賃貸の部屋探しをする時「何日前」からするのがいいのか、わかりにくいですよね。
賃貸物件に入居する月が、1月~3月までの繁忙期か、それとも比較的に落ち着く閑散期なのかによって、探し方は大きく異なってきますが、ただ基本ベースとしては契約したい月の2か月前ぐらい前から探されれば、良いお部屋を見つけられるのではと、個人的には思います。
ただ、賃貸物件入居条件を高くしてしまうと、中々入居することができないばかりか、良い部屋が見つかっても、他の人に取られてしまう可能性が高くなってしまいます。そこで今日のブログは、お部屋探しをする時の注意ポイントについて、お伝えしていきます。
目 次
1.繁忙期と閑散期
2.二重家賃を防ぐためには?
3.アタリ物件とハズレ物件
4.まとめ
1.繁忙期と閑散期
賃貸のお部屋探しをする時、入居希望日がいつになるかによって、お部屋探しをするタイミングは大きく異なります。
冒頭でお話させていただいた「入居2か月前ぐらいからお部屋探しをするのがベスト」なのは、主に閑散期と呼ばれている時期。
賃貸業界では5月~8月は、お部屋探しをされる方が少ないので、5月~8月に入居される場合、今の時期からお部屋探しをされるとちょうどいいタイミングとなりますが、1月~3月までに入居したい方にとっては、この時期は入退去が激しすぎてしまうため、良い部屋を見つけたと思っても、すぐに「契約」となってしまうことも珍しくはありません。
1月~3月までにご入居したい場合は、「良い部屋」と思った場合、すぐに内見予約などをされて、もし可能であれば早めに契約されることをおススメします。
2.二重家賃を防ぐためには?
賃貸物件を住替えされる場合、問題になるのは旧居の家賃支払いと、新居の家賃支払いが一時期かぶってしまう「二重家賃」が気になってしまいますよね。
居住用の賃貸物件の場合、退去する場合には、退去される日から1か月前に管理会社に連絡しなければなりません。一方新居に入居する場合、初期費用の中に当月分と翌月分の家賃を先に支払う「前家賃」が含まれているので、旧居・新居の家賃を同時に支払うことは、とてもばかばかしいこと。
二重家賃を解消するためには、新居先の初期費用を何とかするしかありません。
一部賃貸物件では、一定期間の家賃が無料となる「フリーレント」が設定されている場合があるので、フリーレント付き物件に入居することができれば、二重家賃問題は解消します。
但しフリーレント付き物件に入居する場合には、いくつか注意ポイントがあります。
①フリーレントは家賃部分のみが該当し、共益費や駐車場代といった費用はフリーレント対象外となりますので、契約日から支払いが発生します。
②フリーレント付き物件は、早期解約を防ぎたい目的から、契約日から1年(もしくは2年)以内に退去した場合には、短期解約違約金として、家賃1か月分を支払う特約がついています。詳細は管理会社または仲介会社までお問い合わせください。
3.アタリ物件とハズレ物件
賃貸物件に入居する時、出来ることならば「アタリ物件」に入居したいですよね。
賃貸物件におけるアタリ物件とは、設備トラブルなどが発生した際、迅速に対応してくれる物件、また物件が常にきれいで清潔なところ。
お部屋探しの際「①共用廊下」「②物件外観」「③ごみ置き場」がきれいなところは、入居者の質がいいことを証明していますので、トラブルに巻き込まれる可能性は引くと言えます。
一方、ハズレ物件は「①客観的に見て物件内観、外観が汚い」「②駐車場にごみが落ちている」「③ごみ置き場のマナーが守られていない、汚い」が必ずあるので、もしこのような物件だった場合には、入居は控えた方が無難かもしれません。
また、賃貸物件において「生活音が原因の騒音」は発生しやすいのですが、これは築年数や構造躯体は一切関係なく発生しますので、築浅の鉄筋コンクリート賃貸でも発生します。
もし生活音問題に巻き込まれたくないならば、管理が徹底されている物件に入居するしか方法はありません。管理会社が運営している仲介会社ならば、物件詳細も把握していますので、もし生活音に対して敏感な方は、必ず確認されたほうがいいのかもしれません。
4.まとめ
賃貸の部屋探しをする時、基本的には2か月前ぐらいからでも、十分間に合いますが、ただよい部屋程は約契約されますので、もし直感的に「この部屋がいい」と思った時には、すぐにお部屋見学申込をされたほうがベスト。
また築年数が浅い物件だからいい部屋とは限りません。
最近では、築年数が経過した物件でも、リノベーションする所が多くなってきていますので、築年数が気にならない方は、リノベーション物件の方がむしろいいのかもしれませんね。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#部屋探し
#リノベーション
#フリーレント
Comments