こんにちは。
賃貸の部屋探しをしなければならない時、多くの皆さんが思うことは
何か月前から行うのがベストなの?
この一言に尽きると思います。
不動産賃貸業界は、毎年1月~3月後半までは進学や就職、転勤などが重なる時期ということもあり、一年で最も忙しい時期となります。
もし、進学や就職、転勤などで4月からスタートすることがわかっていた場合、できることならば2か月前ぐらいから情報収取・物件見学をされたほうがベスト!
繁忙期の期間中は、多くの方が賃貸物件探しをされていることもあり、特に人気があるエリアにおいては、早い段階でお部屋が埋まることはよくあること。
また賃貸業界においては「仮押さえ」ということができないので、もしあらかじめ引越しをする時期が決まっている場合には、早めに行動を起こした方が、理想のお部屋に住める確率も高くなります。
お部屋探しをする時、よくある事例として…
「お部屋的には申し分がないけれど、家賃が高い」
「家賃・部屋的には申し分ないけれど、通勤時間が長くなる」
などといった悩みを抱える方がいますが、お部屋探しをする時にまずやらなければならないことは、理想通りの部屋に必ず住めることはまずありえないので、
最低限これだけは変えられないリスト
を決めておいた上で、お部屋探しをすると、意外に良い部屋にたどり着くことができます。特に一番重要視している部分はやはり家賃。家賃に関しては、希望先物件の築年数や間取り、人気エリアかどうかによって、同じ間取り/築年数であっても家賃に大きな差が生じる場合があります。
●家賃について
・毎月の家賃の支払いに余裕がある方:新築物件・築年数10年未満の物件がおススメ
→最新設備が充実しています(ホームセキュリティー・インターネット無料など)
→初期費用はとても高くなり、家賃6か月分位はかかる所もあり得ます。
・毎月の家賃を節約したい:築20年以上の賃貸物件がおススメ
→家賃が相場並み以下の物件もありますが、ただ室内の設備は古いものを使用している場合が多いので、ランニングコストがかかる場合もあり得ます。(ガス代・エアコン)
→家賃が一定期間無料となるフリーレントがついている場合が多く、敷金や礼金が設定されていない所もあるので、初期費用は新築と比べると安い所が多いです。
・毎月の家賃は節約したいが、おしゃれな部屋に住みたい:リノベーション物件がおススメ
→築年数は古いものの、室内の設備や内装は新築並みの所が多いです。家賃は新築と比べると安いものの、通常の築年数が経過した古い物件と比べると、少々割高。
→家賃が一定期間無料となるフリーレントがついている場合が多く、敷金や礼金が設定されていない所もあるので、初期費用は新築と比べると安い所が多いです。
それと、物件探しをする際に気を付けないといけないのが、物件を見たいと思った時、
あらかじめ予約を取っておくこと
繁忙期は仲介担当者は忙殺している関係で、当日予約の場合案内をすることが難しい場合が多いので、出来れば数日前位に事前に連絡をしてもらえると、担当者も案内がしやすくなります。また、お部屋探しでどうしても希望通りの条件の部屋が見つからない場合、自分達で無理に部屋探しをしてしまうと、後悔してしまう恐れが高くなることから、わからない場合には、仲介担当者に確認されたほうがベストです。
また、無事に希望通りの部屋が見つかり、契約に向けた準備を仲介会社で行う際、入居予定者全員(特に大人)が一回も仲介会社に行くことがないと
何か隠していることがあるのでは?
と、担当者は不審に感じてしまう場合があります。
これは仲介会社で実際にあった事例ですが、ファミリータイプ賃貸において、女性一人が単独で契約しようとした際、仲介担当者が不審に感じ、調べてみたところ、同居予定者をあえて申告しなかったことがわかり、契約自体をお断りしたとのことです。
賃貸物件は、契約をする前に違う部屋にしたいと申し出た場合、キャンセル扱いの対象になり、初期費用は返金されますが、賃貸借契約を結んでしまうと、キャンセル対象とはならず、解約扱いとなり、初期費用の殆どは返金されません(敷金は返金されます)ので、契約をする際には、注意が必要です。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#部屋探し #繁忙期 #仲介会社
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