賃貸アパートは、ひとつの建物に複数の部屋が隣接していることから、生活音や騒音はどうしても、聞こえてしまいがちになりますが、ただ許容範囲を超えた生活音は、さすがに改善してもらわなければ、ストレスが溜まってしまい、落ち着いた生活をすることができません。
もしこのような出来事に遭遇してしまった場合、どのような対応をとればいいのでしょうか?
①生活音がよく聞こえてくる時間帯は?
隣人の生活音が気になって仕方がない場合、まず調べてもらいたいのは「生活音が気になってしまう時間帯」はいつごろでしょうか?
例えば平日の午後8時の時間帯に、生活音が一番気になるといっても、午後8時ぐらいは、多くの方がまだ起きている時間帯ということもあり、よほどの生活音(爆音的な)でなければ、これを生活音クレームとして対応することは、難しい問題。
生活音クレームとして、管理会社が対応できるのは、主に「深夜~夜明け」の時間帯。この時間帯は基本的に多くの方が「お休み」になられている時間帯で、少しの生活音でも意外に響いてしまうことから、ゆっくりお休みいただく事が難しくなります。
②やり返す行為は絶対NG
生活音が気になってストレスが溜まってしまうのは、誰もが理解できることですが、ただ騒音がたとえ気になってしまい、イライラしていたからといって「やり返す」行為は絶対にしてはいけません。
やり返してしまうと、騒音解決が難しくなるばかりではなく、当時者様同士が険悪な状態になってしまいます。最悪はどちらかが泣き寝入りしてしまって「退去」せざるを得なくなる状態にまで発展してしまいます。
騒音が気になる方は、まずは管理会社に連絡し「通知文」を配布してもらうように、お願いして下さい。管理会社が行う騒音対策としては…
1)通知文を全世帯に配布
2)しばらく様子を見て変化がない場合は、騒音を出している方に直接注意を行う
基本的に2)まで行えば、大抵の騒音問題は解決します。
③隣からの生活音を抑えるためには?
「鉄筋コンクリート賃貸は遮音性が高い」と言われていますが、これは都市伝説にすぎず、鉄筋コンクリート賃貸であっても、また新築物件であったとしても「騒音問題」は必ず発生しているので、どのような物件でも騒音トラブルは起こりえます。
また、音に関しては「人それぞれで認識が異なる」ことから、どうしても問題になりやすくなります。
隣からの生活音対策として「遮音シート」などがありますが、ただこれを行う場合、管理会社などでは対応しないので「お客様ご自身で費用」を出して対応しなければならず、また退去の際には「原状回復」に戻す必要があるので、元の状態に戻さなくてはならないことから、手間がかかってしまいます。
そこでおススメなのが、遮音性が期待できる「イヤーマフ」と呼ばれるヘッドホンみたいなものを装着することで、遮音性が期待できることから、静かに生活したい方にとっては魅力的なアイテムと言えそう。
イヤーマフは安いものだと1500円ぐらいで発売されているので、もし騒音が気になる方はイヤーマフを購入するのもひとつの方法かもしれませんね。
それと、騒音トラブルが多い物件は「家賃が安すぎる」物件に集中しているので、お部屋探しの段階で「家賃が安すぎる」物件には入居しないほうが、ベストかもしれません。また仲介会社の担当者に「トラブルが少ない物件を紹介してほしい」と」と相談すれば、質が高い物件を紹介してもらえますので、トラブルには巻き込まれたくはないと考えている方は、一度仲介会社に相談されてみてはいかがですか?
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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