賃貸物件に入居する時「できるものならば、入居者トラブル」だけは避けたいと、誰もが思いますよね。
大手賃貸管理会社の担当者も「入居者トラブルが続くと、退去につながってしまう」と警戒しているので、万が一「入居者トラブルが発生」した場合には、早急に解決に向けて対応していますが、実は入居者トラブルが発生しやすい物件と、発生にしにくい物件とでは、築年数や家賃が同じであっても、トラブル件数的には倍ぐらいの差が生じてしまっているのを、おそらく多くの方は、ご存知ではないと思います。
入居者トラブルがよく発生する物件には、ある共通点がありますので、共通点さえわかれば、トラブルに巻き込まれにくい物件を探すことができるので、安心ですよね!今日のブログは「賃貸アパートに入居」する時に、避けたほうがいい物件について、ご紹介したいと思います。
入居審査が甘く、築年数が経過している物件
近年では、大手管理会社物件に入居する場合
管理会社が指定する家賃保証会社
に必ず加入しなければ、入居することができません。
管理会社が利用する「家賃保証会社」は主に3つの種類があり「独立系」「信用系」「信販系」があるのですが、特に気を付けなければならないのは「独立系」の保証会社を利用している管理会社。
ここで上記3点の保証会社について簡単に説明すると…
独立系:
管理会社のグループ会社が運営しています。
信用系:
家賃保証会社の一部は「一般社団法人 全国賃貸保証業協会」に加盟していますが、同協会に所属している保証会社では、貸主が過去5年間に「家賃滞納」「強制退去」となった場合、その情報を「信用情報機関」に掲載し、同協会内に所属している保証会社は、その情報を閲覧することができます。
信販系:
信販系の保証会社では、CIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)などから過去の履歴を取り寄せて入居審査が行われるので、家賃保証会社における入居審は、信販系が一番厳しいと言われています。
信用系及び信販系の家賃保証会社は「信用情報機関」から「信用情報」を確認することができるので、過去5年間の間に「家賃滞納を繰り返していた」「強制退去処分」となった方が入居申込をされた場合、即入居拒否判定を下すので、入居審査が厳しい管理会社では、その時点で「入居をお断り」する可能性が出てきますが、一方独立系の家賃保証会社は「信用情報機関」から信用情報を確認することができないので、入居審査が甘いと言われています。
さらに契約者が「正社員」でない場合(学生を除く)管理会社では「収入の不安定さ」があることから、入居をお断りするケースが出てきますが、独立系の場合は「収入の見込みがあれば」入居審査を通すことがあるので、過去に他社管理会社物件で「滞納」「強制退去」となった方でも、独立系の保証会社を使っている管理会社物件では、入居がしやすくなります。
2.入居しやすいのが仇になる
通常、入居審査に落ちる方はいません。
入居審査に落ちる方は「家賃保証会社」の審査に引っかかる場合が殆どで、その大半が「過去に家賃滞納を繰り返していた」「強制退去」となった方。
両方に該当してしまう方は、独立系の保証会社を利用している管理会社、もしくはオーナーさんが自分で管理している「自主管理物件」数は殆どありませんが「家賃保証会社を利用していない物件」に入居するしか方法はありません。
ですので、築年数が経過している安い物件を選んでしまうと、どうしても入居者の質が悪くなってしまいがちになるので、入居者トラブルが発生しやすくなってしまいます。
(ただしこのような方はあくまでも一部であり、殆どの方は良い方ばかりです)
3.快適に過ごすためには?
賃貸物件でアタリ物件に入居するためには、入居先の管理会社が提携している「保証会社」が、上記3つの内どの分類にいるか、確認されることをおススメしますは、ただ一般の方は、管理会社が提携している保証会社はどこなのか、理解することができません。
そこで、賃貸物件を借りる場合、次の点を注意されることをおススメします。
●家賃が安い物件には入居しない。入居せざるを得ない場合には、仲介会社に良い物件を紹介してもらう。
●築年数が古い物件に入居する場合、客観的に「古そう」な物件には入居しない。特に物件見学時「内装や設備」が古そうな感じに見えた場合には、一旦冷静になってよく考える。
●入居希望先物件について、仲介会社に「騒音トラブルが多い物件かどうか」確認し、もし曖昧な回答をした場合は、一度冷静になってよく考える。
賃貸探しの際に、参考になれば幸いです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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