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賃貸キッチン排水溝がクサい!すぐに管理会社に連絡してください。



賃貸管理会社においては、契約者様がご入居される前に「室内確認」を行います。

内装や床材に汚れや傷などがないか、また備えづけのエアコンがしっかりと作動するか、あらかじめ確認した上で、ご契約者様にカギをお渡ししていますが、ただ設備はどうしても劣化がつきものなので、ある時急に設備が壊れてしまったり、不具合を起こしたりしてしまいます。


これは築年数関係なく、どの物件でも起こりえることですが、もし設備不良等が発生した場合、それが経年劣化が原因と思われるものであれば、オーナーさんが費用負担して交換してくれます。では、もし賃貸キッチン排水溝からニオイが発生した場合、これは誰の修理負担になるのでしょうか?

賃貸の排水管が匂った場合、防臭キャップの劣化が疑われます

キッチン排水溝からニオイが発生する原因としては…

・排水溝周辺が汚れている

・下水から臭ってくる

のどちらかとなります。


排水溝周辺の掃除をしっかりしていなければ、当然ニオイが発生してしまいます。

特に夏の時期は、生ごみのニオイが室内で発生すると、ゴキブリが出てきやすくなってしまいます。

早めに対応しないと、ゴキブリが1匹でもいると「少なくとも数十匹~数百匹潜んでいる可能性」が高くなるので、怖いですよね!


排水溝周辺を掃除する場合には「台所用の塩素系漂白剤」を使用して掃除をすると効果的と言われています。除菌対策にもなりますのでおすすめですが、ただもし排水溝周辺を掃除をしても、まだ臭ってくる場合には「防臭キャップの劣化」が疑われます。


防臭キャップとは、排水ホースと排水管を接続しているキャップのことで、このキャップが劣化などしてしまうと、隙間が発生してニオイが出やすくなります。もし排水溝の掃除をしっかり行っても、ニオイが発生する場合には、防臭キャップの劣化が疑われます。


もし交換が必要な場合は、劣化が原因ですので、オーナーサイドの負担となります。



賃貸の排水管に食用油を流してしまうと、最悪修繕費用を全額請求され賃貸借契約も解除となります。

なお、ごくたまにいるのですが、賃貸の排水管に「処理をしないまま使用済みの食用油」を流す方がいますが、食用油を流す行為は絶対にやめてください。


食用油を流してしまうと、排水管が詰まってしまい、下水道にまで影響を与えてしまい、最悪下水が逆流して、最悪な事態になってしまいます。


下水が詰まってしまうと、当然管理会社に連絡が入りますので、すぐに除去する工事を行わなければなりませんが、ただ下水はそう簡単に詰まるものではありませんので、工事業者はつまりの原因個所を追求しなければならなくなり、当然当事者は特定されてしまいます。


故意に詰まらせた場合には、工事代金は全額当事者に請求されることになるばかりではなく、排水管を故意に詰まらせる行為は「賃貸借契約違反」にもつながり、場合によっては重大な違反行為とみなされ、オーナーさんから「契約解除」の申し入れをされる恐れが出てきます。











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