賃貸物件において、管理会社などが退去後にリフォームする場合、床材を「クッションフロア」に変更することが結構あります。
クッションフロアは、フロアタイルとは異なり、一枚ものとなっているので、施工がとてもラクでフロアタイルと比べると、予算を抑えることが可能となり、またおしゃれながらも多数あることから、賃貸業界においてはよく使用する部材のひとつとなっています。
ただその一方で、クッションフロアは「素材が柔らかい」ことから、家具などを置いてしまうと、どうしても跡が残ってしまいます。これは致し方がない事ではありますが、跡が残ってしまう姿を見てしまうと、退去時原状回復費用が発生するのでは?と、不安に感じる方もいると思います。
そこで、今日のブログはクッションフロアのメリット&デメリット、また家具跡が残った場合、誰が現状回復費用を支払うのかについて、お伝えしていきたいと思います。
クッションフロアのメリット
お部屋を貸す側=オーナー側の立場で、クッションフロアのメリットを一言で言えば、費用を抑えることができる上に、室内環境をがらりと変えることができる点。
床材を変える場合、よく使われるのが「クッションフロア」と「フロアタイル」です。
フロアタイルは「塩ビ素材のタイル」となっていて、字の如くタイルの様な床材になっていることから、施工時は1枚ずつ手作業となってしまうことから、時間と手間がかかり、費用も高額になってしまうことから、場合によっては家賃に反映していることもあり得ます。
(ただし、本物みたいに見えてくるので、ものすごくおしゃれな床材となります)
一方、クッションフロアは上の写真みたいに、一枚ものとなっているので、フロアタイルと比べると短時間で施工ができて、単価も安いことから、床材を変える場合「クッションフロア」にするケースは、結構多いのが現状です。
また、クッションフロアが賃貸業界から支持を受けている理由としては、吸音効果がある程度期待できる点。
賃貸業界におけるクレームで、最も多いのは「生活音(特に足音)が原因による騒音」
音に対しては、人それぞれ「認識の違い」があることから、問題が発生しやすくなってしまうのは、致し方がない事ではありますが、ただ床材が「吸音効果」があるかどうかでも、音の伝え方は違ってきます。
通常のフローリングやフロアタイルでは、吸音効果はほぼ期待できないことから、気を付けて生活をしなければ、その足音が階下に伝わってしまい、トラブルになる可能性が高くなりますが、クッションフロアは「素材が柔らかい」ので、吸音効果が期待できることから、モラル(例えばスリッパを履く)を守ってもらえれば、階下の部屋にに響く音も軽減できるはずです。
クッションフロアのデメリット
クッションフロアのデメリットは、ズバリ家具跡が残ってしまうこと。
これが材質上、どうしても避けられない部分なので、致し方がないところです。
またご入居者様が、入居期間中に「故意過失によって破損や汚損」させてしまった場合、破損や汚損させてしまった箇所のみの修繕ではなく、破損や汚損させてしまった床全面を張替えすることになり、また壁紙よりも㎡あたりの単価が高くなってしまうので、退去時費用が若干高くなってしまうことが、デメリット部分と言えます。
クッションフロアにおける家具跡に関してですが、これは通常使用で発生する問題なので、退去時における原状回復に関しては、貸主であるオーナーさんが支払うことになります。この点は安心ですよね。
なお、家具やカーペット類を置いてしまったことによる「日焼け」に関してですが、これは通常使用で発生したものであることから、退去時における原状回復は、オーナーさんが費用負担しますのでご安心ください。
(ただしカーペットを敷きっぱなしにしたことによって「カビが発生」し、放置したままの状態でご退去された場合には、ご入居者様負担となりますので、ご注意ください)
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