これからの時期は、気温が高くなっていくことから、どうしても室内に生ごみを置いてしまうと、適切に処置をしなければ「生ごみ」は出るのはもちろんですが、ニオイにつられて害虫などが発生しやすくなります。
賃貸物件においては、基本的にごみ捨ては「自治体が定めた曜日と時間」に「指定された場所」に置くことになっているので、近所の手前勝手にごみを出すわけにはいきません。
しかし、何も対応しなければ「ニオイ」が発生しやすくなるので、困りますよね。
そこで、賃貸のベランダに「屋外専用」のごみ箱を購入すれば、料理などで発生してしまう生ごみをすぐに捨てられるので、一石二鳥と思われますが、ただ賃貸のベランダに、ごみ箱を設置することは、賃貸借契約上認められる行為なのでしょうか?
賃貸借契約上において、ベランダにごみ箱を設置してはいけないとは記載されていない場合が多いので、設置すること自体は可能だと思われますが、ただベランダにごみ箱を置いてしまうと、もしかしたらクレームに発展する可能性が出てきます。
理由①:ニオイが出る可能性
屋外専用のごみ箱は、基本的に「フタ」がついているものが多く、またフタをロックすることができますが、ただニオイを全てシャットアウトできるかというと、それは懐疑的。
これからの時期は「気温が高く」なることから、ニオイが出やすくなってしまい、場合によってはお隣・上下階の方から「クレーム」が発生する可能性が出てくるので、注意が必要です。
理由②:害虫が発生する可能性
ニオイが出てしまうことによって、ゴキブリや虫、場合によってはカラスなどが発生する可能性が出てきます。ここまでになってしまうと、管理会社としても「ベランダにごみ箱を置くのは禁止」せざるを得なくなってしまいます。
屋外ベランダにごみ箱を設置すると、異臭や害虫が発生しやすくなるばかりではなく、近隣の方にも迷惑をかけてしまいますので、ベランダにごみ箱を置くのは難しそうです。
ただ、生ごみのニオイを出さない方法や、ごみそのものをため込まないでも済む方法はあります。
①重曹を使う
100円ショップなどでも販売されている「重曹」には、消臭効果が期待できるので、生ごみを入れた袋の中に「重曹大さじ1杯」に入れるだけで、ニオイを少なくすることができます。
②市区町村のごみ収集センターにもっていく
燃えるごみの収集日は決まっているので、基本的に収集日以外の陽は、ごみ置き場には置くことはできません。ただ、各自が市区町村のごみ収集センターに持ち込みをする限り、いつでもごみを捨てることができます。
ごみ収集センターでは、燃えるごみはもちろん、燃えないごみや有価物なども回収することができます。燃えるごみと燃えないごみに関しては、有料となりますが、有価物は無料で引き取ってくれるところがあります。詳細はお近くのごみ収集センターにお問合せ下さい。
③24時間ごみ出し可能物件に入居する
一部の賃貸物件においては、24時間ごみ出しを可能にしている所があります。
賃貸のごみ置き場は、原則として敷地内に設置されていることから、ご入居者様専用となります。
24時間ごみ出しOKな物件ならば、ごみが溜まった時すぐにごみを置くことができるので、とっても便利ですよね。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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