こんにちは!
例年3月は、新生活を始めるため「賃貸物件」を探す方が一年の中で最も多い時期。新しい土地で新生活を始める方は多いと思います。
賃貸物件に入居する際、必ず「賃貸借契約書」にサインをしなければなりません。
賃貸借契約書の中身について、仲介担当者(宅地建物取引士)が必ず重要事項などを含めた契約書の説明をしますが、殆どの方は契約書の中身についてあまり理解されない方も多いと思います。
そこで今日のブログは、最近よくありがちな賃貸借トラブルに関して、オーナー目線という立場からお伝えさせていただきます。
①更新料について
山梨県の賃貸業界では、管理会社に管理を委託している物件の多くは「更新料」を設定しています。賃貸物件の場合2年に1度「契約更新」の時期となり、引き続き住み続ける場合には、管理会社に「更新料」を支払わないといけません。
山梨県の場合、更新をする場合は家賃1か月程度の費用が掛かることが多いのですが、中には更新料が0円という物件も少なからずあります。
本当に更新料が0円ならいいのですが、某管理会社の場合「更新料無料」とうたっておきながら更新の時期を見計らって「家賃を数千円」値上げを要求するケースがあります。
先程も言いました通り、更新は2年に1回行われます。仮に家賃を数千円値上げした場合、2年間で約3万円前後の費用が掛かってしまいます。つまりこれは事実上の更新料とみてもおかしくはありません。万が一このようなケースがあった場合には、管理会社にしっかりとした説明を求めるか、場合によっては引越しをされたほうがいいのではと個人的は思います。
グレイスロイヤルの場合
当物件においては、更新料は頂くことになっております。
②敷金返還について
賃貸物件に入居する際、敷金が設定されている所は多いですよね!
敷金を簡単に言うと、管理会社(オーナー)に入居前に支払う準備金のこと。
この費用は退去時、お客様が故意に壊してしまった個所の修理費用として充て、残った分については全額返金されますが、どこまでが故意なのか、経年劣化などかでトラブルになるケースが多くなりがちに。
国交省が定めたガイドラインによれば、通常使用している時に「自然に劣化」したものなどについては、管理会社(オーナー)の負担になります。
ここでいう通常使用とは、例えばリビングにテレビを置いていて、壁が少し黒ずんでしまう場合や、もともと白い壁だったものが多少変色してしまったりする場合などがあります。
管理会社に管理を委託している物件では、担当者がしっかりとお部屋の中を確認をして、立会いの下で査定を行いますが、問題なのは自主管理物件の場合。
自主管理物件の場合は、当然管理会社の担当者がいないので、オーナーと内装関連の業者さんが立ち合いをされると思いますが、ただ利害関係が強いオーナーが、退去立ち合いに加われば、当然お客様から多く費用をもらいたいいう心理状態になりますので、果たして正確なジャッジができるかどうか、不透明な部分が多いです。
それと、これを知っておけばとても役に立つ情報をお伝えいます。
最近では健康ブームなどにより、タバコを吸わない方が多くなりつつありますが、それでも中には愛煙家の方もいますよね?
お部屋で吸うたばこは至福のひと時…と思っている方。
もしお部屋でタバコを吸われているのであれば、今日からお部屋ではタバコを吸わないでください。
というのも、タバコの煙が原因による「壁紙の変色」は、経年劣化で変色をしたと認定されない場合があり、タバコの煙が原因と認定されれば、汚れた壁一面分の修理費用が請求されます。壁一面は面積が大きい場合があるので、意外な出費になる可能性があります。もしタバコを室内でどうしても吸いたい場合には、「換気扇の近く」か「ベランダ」に行って吸われたほうがベストです。
グレイスロイヤルの場合
当物件においては、敷金トラブルを避けるため、法人契約以外では敷金・礼金は頂いておりません。
異常が代表的な賃貸借契約でよくありがちなトラブルでしたが、ここからは賃貸生活上でよくありがちなトラブルについてお話ししたいと思います。
賃貸物件におけるクレーム件数で最も多いのが、騒音。
集合住宅に入居している以上、上下階及び両隣は、お部屋とお部屋が接しているので、生活音がどうしても聞こえてしまいがちに。
騒音問題に関するクレームがどうしてて一番多いのかについてですが、これは人によって「音のとらえ方」「認識」が十人十色なので、解決が本当に難しく、管理会社もこのクレーム問題についてはいつも頭を悩ませています。
よくネット上では「鉄筋コンクリート」賃貸物件は、生活音(足音など)が階下などに響きにくいといった情報が流れていますが、この情報は完全にガゼネタです。
確かに木造や軽量鉄骨と比べると、生活音は響きにくいものの、モラルが守らなければ鉄筋コンクリート賃貸であったとしても、しっかりと生活音は丸聞こえ。
つまりどのような賃貸構造物件に入居したとしても、生活音が気にならない物件はないと言っても過言ではありません。これは新築物件にも言えることですのでご注意ください。
生活音トラブルが一番厄介なのは、入居者さんトラブルに発展しやすいから。
入居者さんトラブルに発展する代表例が、2階にご入居されている方の足音などが、階下の部屋に伝わってしまい、たまりにたまった1階のご入居者様のストレスが爆発してしまい、お客様同士で口論に発展しまうこと。
誰もがこのようなトラブルには巻き込まれたくはないもの。
実は入居者トラブルを含む様々なトラブルに巻き込まれにくい賃貸物件を、簡単に見分けることができることをご存知でしょうか?
これさえ知っておけば、入居後トラブルに巻き込まれる可能性は低くなります。
ではどの部分を見ればいいのか?
それは「物件のごみ置き場」と「共用廊下」
賃貸物件の敷地内に「ゴミ置き場」が設置されていると思いますが、ごみ置き場が汚かったり、共用廊下やアパート外観が汚れている物件は、ごみ出しや入居マナーが守れない入居者がいる=自分勝手=クレーマーである可能性が高い場合があります。
実際に、入居者トラブルがある物件の多くが、ごみ出しのマナーや入居マナーが守られない物件ばかり。つまり賃貸物件を探す時、このような物件でしたら入居はあまりおススメはしません。
グレイスロイヤルの場合
当物件では、オーナー主導の下で管理を徹底していることから、入居者トラブルや騒音トラブルといったクレームは殆どありません。またご退去されたお客様にアンケート調査をした所、入居満足度は97%と高い評価を頂いております。
賃貸トラブルは、誰も嫌なこと。
できることならば、トラブルなどがなく生活を送りたいですよね!
グレイスロイヤルは管理を徹底しているおかげもあり、ご入居者様トラブルなどは殆どなく、管理担当者もクレームの少なさについては驚くほど!
お部屋探しの際参考にしていただければ、幸いです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#賃貸 #賃貸借契約 #入居後トラブル
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