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賃貸入居審査にいつも落ちてしまう。どうして?


賃貸物件に入居される方は、入居審査が行われ、入居審査に通過しなければ、契約手続きを行うことができません。


入居審査基準は、物件を取り扱っている管理会社や仲介会社によって、若干異なるものの、ベースなる基準は、ほとんど変わりはありません。


一般的に賃貸入居審査に、落ちやすい方には「ある共通点」があります。




1.過去5年間に滞納歴があった

過去5年間に滞納歴があった

近年では、契約時に「家賃保証会社に加入」することを必須としている物件が多くなってきています。


賃貸入居審査に落ちてしまう方の大多数は、過去に「家賃滞納を繰返していた」「滞納が3か月以上続き、強制退去の手続きに入った」「クレジットカード・カードローン滞納があった」「強制退去歴があった」方は、家賃保証会社では「信用情報」を確認することができるので、過去5年間の履歴の中に、お客様の名前があると、一発で審査に落とされていしまいます。


ただ、仲介会社によっては「複数の保証会社と代理店契約」している可能性があり、一つ目の保証会社審査で落ちた場合、別の保障会社に再審査を回すこともあり、そちらでは審査が通ることもあり得ます。


これは、保証会社は主に3つの分類に分かれている方と言われています。

独立系保証会社

信用情報機関情報を参照することなく、独自基準で入居審査を行っています。

信用系保証会社

一般社団法人・全国賃貸保証業協会に加盟している保証会社。協会内において滞納履歴があると、その情報が所属している保証会社でも確認できるので、他社保証会社審査においても影響が出てしまいます。

信販系保証会社

指定信用情報機関や日本信用情報機構から、履歴を割り出せるので、特にクレジットカード滞納があると、一発で引っかかります。業界的には一番厳しいと言われています。

信用系及び信販系の保証会社を利用している仲介会社においては、入居審査に落ちた場合、まだ審査を出していない保証会社に、再審査をお願いする場合が多く、また信用系と信販系においては、相互の信用情報を確認することができないため、滞納履歴があっても、保証会社審査に通過することはよくあります。


ただし、一度入居審査に落ちてしまった場合、管理会社審査においては、非常にマイナスポイントとなってしまい、滞納回数などが多いことがわかってしまうと、入居審査そのものに落ちてしまう可能性があります。


ただし、最終的な救いの手としては、独立系の保証会社を利用している管理会社物件では、信用情報を確認することができないため、過去に滞納歴がなければ入居する事は可能となります。



2.印象がとても悪いと不利

印象がとても悪いと不利

賃貸物件に入居される際、必ず仲介担当者とは数回会うことになります。

見学時及び入居申込を行う際は、担当者がお部屋/契約に関する説明をされると思いますが、実はこの時すでに「入居審査」は行われています。


お部屋申込をする場合、お客様の立場で考えれば「少しでも家賃や初期費用を抑えたい」と考えるので、交渉をする方は非常に多いです。

交渉を普通にする分ならば、まだいいのですが、ただ「社会常識を逸脱するような交渉」「高圧的な交渉」「見た目の印象が明らかに悪そうな服装」の方の場合、担当者は「入居させると問題を引き起こしそう」と直感に感じてしまい、そのことを管理担当者に報告しますので、場合によっては「家賃支払い能力はあるが、入居を断る」可能性が出てきます。



3.家賃支払い能力がない

家賃支払い能力がない

家賃保証会社審査に通るためには、家賃は手取り収入の3割以下に抑える必要があります。家賃保証会社及び管理会社審査においては、家賃がしっかりと支払える方でなければ、入居審査を通すことはまずありませんので、収入的に安定していることはもちろんですが、勤務年数なども、審査対象となることから、転職などを繰り返している方は、場合によっては入居審査に不利になってしまう可能性が出てきます。



管理会社では、家賃滞納を非常に嫌います。

家賃滞納した場合、保証会社が立て替えてくれるので、表面的な滞納はなくなるものの、滞納履歴がある方が、入居申込をされると「また家賃滞納されるのでは?」と、警戒してきます。

そこで、家賃支払い能力がギリギリの場合、滞納リスクを回避するために、入居をお断りする可能性が出てきますので、家賃滞納をしてしまうと、今後の賃貸探しに非常に不利になりますので、万が一滞納しそうになった場合には、必ず管理会社に相談して下さい。


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