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執筆者の写真mosada-hina-1122

賃貸和室は時代遅れは過去の話。


賃貸物件において、和室部屋があると、つい「時代を感じさせる部屋」といったイメージを連想してしまいますよね。


確かに、よく使用されている畳は「堅苦しい」イメージが強すぎることから、今のライフスタイルとはかけ離れた部屋になってしまい、おしゃれな空間を作ろうと思っても、なかなかうまくいかないことがあるので、わざわざ和室部屋がある賃貸に住もうといった考えには至らないのが本音。


甲府市大里町にあるグレイスロイヤルは、1993年に建てられた賃貸アパートということもあり、和室部屋が標準となっていますが、ただ今の畳は、昔みたいなものとは全く違っていて、おしゃれな畳も多数あり、しかも畳があることによって、賃貸特有の悩みまでも解消することができるので、これから賃貸暮らしをされる方や、お子さんがいるご家庭には最適な部屋と言っても過言ではありません。



1.畳を変えるだけで、これだけ違います

当物件では、築年数が経過していることもあるので、2018年以降空き部屋を順次リノベーションを行っています。


和室部屋もリノベーションを行っていますが、同じ部屋であるのに畳を変えただけで、これだけ室内空間が変わってきます。向かって左側の写真は、リノベーションする前の和室部屋。


よく見かけるような典型的な和室空間となっていますが、リノベーションで生まれ変わったのが右側の写真の部屋。畳を縁がない「琉球畳」に変更しただけで、ここまで室内空間が変わります。どちらの部屋がいいかといえば、やはり琉球畳が敷いた部屋と答える方が、殆どではないでしょうか?



2.琉球畳とは何?
琉球畳とは、半畳サイズで縁がないタイプの畳のこと。

琉球畳とは、半畳サイズで縁がないタイプの畳のこと。

琉球畳は、字の如く今の沖縄地方で栽培されていた「イグサ」を原料に作られた畳でしたが、現在ではイグサ以外の原料でも畳を作ることが可能となってきたので、琉球畳=半畳で縁がない畳のことを指す場合が多くなってきています。


当物件で採用している琉球畳も、和紙を原料としている畳ではありますが、賃貸物件の和室部屋は、部屋ごとで若干大きさが異なることから、実は完全オーダーメイドのものとなっています。



3.賃貸における和室部屋のメリットとは?
賃貸で和室部屋があると、吸音効果が期待できるのでトラブルに巻き込まれにくくなります

賃貸で和室部屋があっても「メリットなんかない!」と勝手に思っていませんか?


実は賃貸に和室部屋があることによって、賃貸特有の悩みを解消することが可能となってきます。


賃貸物件における「クレーム」で最も多いのは、生活音が原因と思われる騒音。

特に足音などが、柱などに伝わることによって、階下の部屋まで届いてしまい、そこにお住まいの方が「苦痛」を感じてしまい、クレームに発展するケースが多くなります。


足音などが原因と思われる騒音が、ここまで増えてきた要因は、賃貸物件における洋室化が進んだからと言われています。

フローリングは掃除がしやすいメリットがありますが、吸音効果はほとんど期待できないことから、トラブルが発生しやすくなります。


しかし、畳にはクッション性能があることから、吸音効果が期待できるので、例えばお子さんがいるご家庭の場合、和室部屋を「遊び場」にすることによって、生活音の軽減が期待できたり、また赤ちゃんがいるご家庭の場合、布団を敷いていただく事によって、ベビーベッドの代用として、お使いいただく事が可能となってきます。



4.賃貸和室のデメリットを打ち消してくれる琉球畳
グレイスロイヤルで採用している琉球畳は、日焼けがしにくいことから退去時に表替え不要となります

賃貸物件における和室部屋が敬遠される理由として、ライフスタイルの変化もありますが、それ以上に問題があるとすれば、退去時において「畳の表替え代」が必然的に発生するからと言われています。


通所の畳は「日焼けがしやすい」ことから、退去時には「表替えが必須」となってきます。

退去時における修繕負担に関しては、経年劣化が原因と思われるものに関しては、貸主側が「現状回復費用を負担」しなければならないことになっていますが、畳の表替えに関しては、賃貸借契約書の特約事項において「借主負担」になっています。


畳の表替え代は、概ね3万円ぐらいかかってしまいますが、通常の畳部屋の場合は、入居期間中、どれだけきれいに使用していたとしても、退去時には表替え代が発生してしまうので、それなら「和室部屋がある賃貸」には住まないほうがいいという考えに至ってしまいますよね。


琉球畳は、一般的な畳と比べると「日焼け」がしにくいことから、退去時に表替えをする必要性がなくなります。ですので、当物件で採用している琉球畳がある和室部屋においては、入居期間中、ご入居者様が「故意」に破損や汚損などしない限り、退去時に修繕費用の支払いは発生しませんので、どうぞご安心ください。




5.まとめ

いかがでしたか?

賃貸で和室部屋があると聞くと「時代遅れ」みたいな考えが先行してしまいますが、甲府市大里町にあるグレイスロイヤルのリノベーション部屋(和室)においては、おしゃれでモダンな琉球畳が敷いてあります。


琉球畳は、吸音効果が期待できるので、特に上階にお住まいの方の場合、その効果が発揮されるので、今までの賃貸と比べると、住みやすい賃貸であると言えます。




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