都合により契約日(入居日)より早く新居で暮らしたいと思ったとき、仲介会社に相談すれば、入居することができるかというと、残念ながらできないことのほうが多いです。
3月は転勤や就職などで「お部屋探し」をされる方が非常に多くなるので、予定よりも早く新居で生活したい方は多いのですが、原則的には契約日より早く入居することは難しいです。
ではどうして入居日を早めることができないのでしょうか?
1.賃貸契約日=家賃発生日
家賃が発生するのは「賃貸借契約」が結ばれた日からとなります。
賃貸借契約を結ぶ前に「初期費用の支払い」が行われますが、初期費用の中には、前家賃と呼ばれる「当月分」と「翌月分」までの家賃(当月分に関しては日割り家賃)が含まれています。
もし、入居日を早めることになれば「日割り家賃を変更」しなければならないので、賃貸借契約書を変更しなければならなくなるので、できる限り賃貸借系や鵜日以降に入居されることをお勧めします。
なお、退去リフォーム及び室内点検が完了している場合のみ、事前相談をしてもらえれば荷物の搬入は可能な物件もあります。なお、お部屋の鍵に関しては、契約が成立する前は「管理会社が預かる」形となりますので、荷物搬入後は管理会社に返さなければなりません。
2.退去リフォームが完了していない
賃貸物件では、退去された後「退去リフォーム」などを行いますが、お部屋探しをされる方が多い1月~3月に関しては、工事担当業者さんにとっても忙しい日々となりますので、退去リフォームがすぐ行うことが難しい場合が出てきます。
できる限りお客様の意向に沿って、早期に退去リフォームを完了させているものの、作業の多くは「手作業」なので、場合によっては契約日前日にリフォームが完了することもざらにあります。
3.早期入居をしたい場合には「即入居可」物件を探す
とにかく早期に入居したいと考えている方は「即入居可」と記載されている物件がおすすめです。
即入居可物件は、退去リフォームが完了していて、契約が成立した時点ですぐに入居することが可能です。早期入居したいことを仲介会社に伝えていただければ、早期契約も決して難しいことではありません。
近年では「家賃保証会社」に加入することを必須としている管理会社が多くなってきていることから、入居審査は「家賃保証会社」「管理会社」が行い、過去に「滞納歴」などがなければ審査自体は数日で完了し、タイミングさえ合えば10日ぐらいでで契約完了できることも、難しいことではありません。
ただし「家賃保証会社からの連絡をすぐに受け取る」「入居に必要な書類に関してはすぐに提出できるよう準備しておく」「重要事項説明および契約書に関する説明に関しては店舗内で行う」ことができれば、最短で10日で契約が可能とのことです。一般的には2週間程度はどうしてもかかるとのことです。
お部屋探しの際、参考になれば幸いです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#入居日 #賃貸借契約
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