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賃貸契約時に、家財保険はどうしても入らないといけないの?


賃貸物件に入居する際、初期費用を支払わなければなりませんが、その費用の中には「家財保険料」も含まれています。


家財保険に関しては、管理会社が指定する保険に加入するケースと、お客様がご自身で加入されるケースがありますが、いずれにしても、家財保険には必ずご加入して頂く事になります。


家財保険料は「掛け捨て」となってしまうため、事故などが起きなければ、まず申請しない保険といっても過言ではありませんので、お客様の中には「家財保険に加入したくない」といった考えも、当然出てくると思います。


ただ、家財保険に関しては「管理会社では契約する上で必須」と考えているので、家財保険に加入しなければ「入居許可は下りない」と思ってもらっても結構です。



 

目 次

1.そもそも家財保険とは何?

2.家財保険に加入していないとどうなる?

3.家財保険に加入する時の注意点とは?

4.まとめ

 

1.そもそも家財保険とは何?

そもそも家財保険とは何?

そもそも家財保険とはいったい「どのような保険」なのでしょうか?


賃貸物件の建物に関しては、オーナーさんの方で「火災(地震)保険」に加入しているケースが殆どですので、万が一自然災害などによって「建物が故障したり」した場合には、火災(地震)保険の方で対応することになりますが、では室内において「借主の過失による水漏れ事故」「自然災害によって、部屋の窓ガラスが割れてしまった」「空き巣被害にあって、家財に被害が発生した」場合、補償がなければ大変なことになってしまいますよね?


そこで、建物全体に関する保証は、オーナーさんの火災(地震)保険で対応しますが、室内における家財に関しては、家財保険で対応します。


家財保険料は、事故などがない限り「掛け捨て」となってしまい、基本的に家財保険を請求される方は「ごくわずか」であることから、殆どの方は保険料は掛け捨て状態となってしまいがちに。


2.家財保険に加入していないとどうなる?

家財保険に加入していないとどうなる?

殆どの方が掛け捨て状態となってしまう、家財保険料。

原則的に「家財保険未加入のまま」では、入居する事自体ができないため、現在未加入の方はまずいないと思われます。


仮定の話で、もし家財保険が未加入の状態で、室内において「水漏れを起こしてしまい」室内及び階下の部屋の家財や内装などに被害が発生した場合、誰が原状回復費用や弁償費用を支払うかというと、故意過失によるものであれば、100%借主負担となります。

(自費で支払う場合、原則として一括払いとなります)


今回のケースでは、自分の部屋の床材や内装、場合によっては家財が被害にあってしまい、またもし水漏れを起こした部屋が「上階」ならば、階下の部屋にまで被害が発生してしまい、内装や床材、家財にまで被害が発生してしまいます。


もしこれを、自費で対応するとなると、家財の被害にもよりますが、数十万円以上は確実にかかってしまい、下手すれば100万円単位になってしまうことも予想されます。

ただ、家財保険に加入していれば、免責があるものの、大多数は「補償対象」となっていることから、保険金で対応することが可能となります。



3.家財保険に加入する時の注意点とは?

家財保険に加入する時の注意点とは?

管理会社が指定している家財保険の一部では、賃貸借契約が終了するまで、更新手続きなしで、家財保険に加入することができるものがありますが、気を付けなければならない点としては、更新手続きをお客様の方で行わなければならない家財保険の場合、管理会社からは、特段アナウンスなどはしないので、確実に更新手続きを行うことが必要となってきます。


これは実際管理会社物件で合った事例なのですが、とある物件に入居されていた方が、水漏れ事故を起こしてしまい、保険請求をかけたところ「更新手続きを行っていなかった」ことが判明し、全額自己負担で修理費用を支払ったとのことです。


この物件は、管理会社が交代となった物件で、契約関連は管理会社の方で把握していたものの、家財保険に関しては「任意」となっていたため、管理担当者も「ビックリ」してしまい、関係各所に働きかけを行って、お客様負担を少しでも減らすように調整したとのこと。



4.まとめ


家財保険は「車両保険」と同じようなもので、万が一事故を起こしてしまった時には、保険対応が可能となることから、自己負担金はあっても数万円程度となるので、もしもの時のお守りとしては、これ以上頼れるものはありません。


当物件を管理している管理会社では、管理会社が勧める家財保険は「更新手続きが一切不要」となるので、更新をし忘れたというようなケースにはならないことから、多くの方がご利用しています。






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