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賃貸家賃支払いを忘れた。滞納になってしまうの?


賃貸物件の家賃支払いは、毎月月末支払いとなっている所が多く、基本的には「銀行引き落としが主流」となっているため、引落日までに「家賃分を用意」しなくてはなりません。


ただ、うっかりして「家賃分を引き落とし口座に入金」するのを忘れてしまった経験は、おそらくだれでも1回ぐらいはあるはずですが、引落ができないと「滞納履歴」になるのではと、心配になってしまいますよね?


確かに、今の時代では「家賃保証会社」を利用していることが多いため、引落ができないと、確かに保証会社に連絡が届いてしまうため、滞納履歴がついてしまうことは事実ですが、ただ実はあと1回だけ「チャンス」があることをご存知でしょうか?


今日のブログは、家賃保証会社を利用している物件において、家賃支払いを忘れた(引落ができなかった)場合における対処方法について、お伝えさせていただきます。

 

目 次

 

1.管理会社に連絡&お金準備

賃貸物件の家賃支払い日は、物件によって違いはあるものの、概ね毎月27日前後が多くなっていますので、家賃引落日までに「家賃分を入金」しておくことが求められます。


自動引き落としに関しては、設定するのに時間がかかるため、自動引き落としに対応するまでは、家賃支払いは「送金」となり、送金手数料に関しては「ご入居者様負担」となります。


もし、家賃引落日までに「家賃分」を入金することができなかった場合には、物件によって対応は異なるものの、再引落で対応してくれるところの方が多いです。

(なお、もし引落ができなかった場合には、管理会社に連絡して頂けると助かります)


再引落対応をとっている物件に関しては、管理会社から「再度通知」が届きますので、期日までに「家賃分」をご用意して頂ければ、滞納履歴はつきませんのでご安心ください。


2.再引落日までに準備できないと、滞納

再引落日までに準備できないと、滞納

再引落日(管理会社が指定した期日)までに、家賃支払いが完了していないと、残念ながら「滞納扱い」となってしまいます。


契約時に家賃保証会社に加入されている方においては、管理会社が保証会社に「代位弁済請求」を行い、保証会社から「未払い分の家賃を立て替えて支払って」もらうことになりますので、管理会社においては「家賃滞納」はなくなりますが、保証会社においては「債権を回収」することになるので、滞納されたお客様に連絡をとって、立て替え分の家賃を支払っていただく事になります。


保証会社によって違いはありますが、一部の保証会社では「信用情報機関」にお客様の情報を登録することができますので、滞納を繰返せば繰り返すほど、信用情報は悪くなってしまいます。


管理会社が指定している保証会社においては、法令遵守を徹底している会社を利用している所が多いため、早朝や夜間の時間帯に「回収業務」を行うことはまずありません。

また、滞納家賃を「返したいけれども、都合によって工面ができない」場合においては、しっかりと対応してくれる場合が殆どですので、担当者にその旨をしっかり伝えることによって、信用力低下を防ぐことが可能となります。(分割支払いも可能な場合が多いです)



3.強制退去までのカウントダウン

家賃保証会社では、滞納された方の中でも「分割支払いをされている方」においては、厳しい態度をとることはないケースの方が多いのですが、ただ滞納されている方で…

・滞納分を支払う意思がない

・保証会社担当者からの連絡や訪問を無視

している方においては、保証会社によって対応は異なりますが、一般的には3か月間は「そのままの状態」にすることが多く、家賃連続3か月以上滞納したことが分かった時には、保証会社は、一気に強制退去に向けた手続きに入ります。


借地借家法によって、借主には「借家権」が認められています。

原則論で言えば、家賃3か月以上滞納した方においては「賃貸借契約において、事前通告なく契約解除」することは可能なものの、借主が主張する(契約解除における)正当理由を証明するには、どうしても司法判断を仰がなくてはならなくなり、さらに契約解除ができたとしても「賃貸借契約では退去」させることはできません。


ですので、保証会社では家賃滞納が3か月以上続いた場合においては、「契約上における信頼関係はなくなった」と見做して、一気に訴訟準備に動き、裁判が始まってしまうと、ご入居者様が勝訴できる可能性は、皆無といっても過言ではないことから、最終的には強制退去となってしまう可能性が高くなります。



4.まとめ

家賃滞納をしてしまうと、その履歴は保証会社はもちろん、信用情報機関にも掲載されてしまうことから、仮に違う物件に入居したとしても、保証会社が「保証業協会」に加盟していると、別の保障会社でも「信用情報を確認することができる」ため、入居審査は不利になるのは必定となります。


仮に保証会社審査が通過したとしても、管理会社審査においては、保証会社から報告を受けることになるので、審査に厳しい会社では「入居を断れる可能性」がでてきますので、もし滞納してしまった場合には、すぐに保証会社に連絡して、誠意ある対応をとることが重要となります。


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