これから賃貸探しをされる方にとって、一番気になることといえば、生活音問題と答える方は多いと思います。賃貸物件はひとつの建物の中に、複数の部屋があることから、生活音が発生してしまうことは、ある意味において致し方がないことだとは思います。
しかし、許容範囲を超えた生活音が聞こえてしまうと、ストレスが溜まってしまって「入居者様同士によるトラブル」に発展することがあり、場合によってはどちらかが退去してしまうことにもなります。
賃貸探しの際、出来ることならば生活音トラブルが発生しそうな物件には、入居したくはないもの。ではどのような部屋探しをすれば、生活音問題から解放できるような部屋に入居できるのでしょうか?
目 次
1.生活音問題は、どの構造賃貸でも起こりえる。
2.生活音問題が常に発生している物件に共通していることとは?
3.生活音問題があまり出ない物件に共通していることとは?
4.まとめ
1.生活音問題は、どの構造賃貸でも起こりえる
一般的に生活音問題があまり出ない構造賃貸というと、鉄筋コンクリートで建てられた物件という認識を持たれると思います。確かに鉄筋コンクリート物件は、生活音が響きにくいと言われていますが、ただ残念ですが鉄筋コンクリート物件であっても、モラルを守って頂かないと生活音は響いてしまいます。
鉄筋コンクリート賃貸は、木造や軽量鉄骨物件と比べると、家賃が高めになっていますので、もし生活音に常に悩まされている様であるならば、家賃を支払うのがばかばかしくなってしまいますよね。
2.生活音問題が常に発生している物件に共通していることとは?
実は、生活音問題が常に発生している物件には、ある共通点があります。
これは、お部屋探しの際、物件見学に行かれる方も多いと思いますが、ある部分を注目してもらえるだけで、簡単にわかりますので、お部屋見学に行かれる時には、ぜひ確認してください。
1)ごみ置き場が汚すぎる物件
賃貸物件には、基本的に敷地内に「ごみ置き場」が併設されています。
ごみ置き場が、誰の目から見ても「汚すぎる」場合や「ごみ分別マナー」が守られていないような物件は、入居者のモラルが低下していることが多く、トラブルに発展する可能性が高くなりますので、もし見学先物件の「ごみ置き場」が汚すぎる場合には、入居する事を一度検討されたほうがいいと思われます。
2)外壁塗装が薄く(汚い)ような物件
賃貸物件の外壁は、常に紫外線などが当たっていることもあり、時間の経過と共にどうしても劣化してしまいます。劣化してしまうと外壁の色が薄くなってしまい、外壁そのものにも悪影響(クラックという線が入ってしまい、そこから雨が侵入すると外壁がダメになる可能性が高い)が出てしまうことから、10年に1度の割合で「外壁塗装工事」を行いますが、ただ費用がとても高くなってしまうので、修繕にあまり積極的でない物件は、家賃を割安にした上で部屋を募集している所が多く、このような物件、残念ですが入居者のモラルが低下している場合が多いので、トラブルに発展しやすくなります。
3)家賃が安すぎる物件
家賃が安すぎる物件の特徴は、修繕やリフォーム・リノベーションを殆ど行わない物件が多く、このような物件も残念ではありますが、入居者トラブルが発生しやすい物件と言えます。
3.生活音問題があまり出ない物件に共通していることとは?
生活音問題があまり出ない物件にも、ある共通点があります。
基本的には「生活音が出やすい物件」の真逆の物件を探すと、トラブルが発生しにくい物件と巡り合うことができます。
1)管理がしっかりとしている物件
どのような物件でもトラブルは起きてしまいます。
ただ、トラブルが発生した場合「迅速な対応」をとることにより、トラブルが解消するだけではなく、入居者様同士のトラブルも避けることができます。管理会社がすぐに対応してくれる物件では、トラブルが発生しても迅速な対応(トラブルに対するノウハウを持っている)をしてくれるので、管理会社が管理している物件に入居する事が前提となります。
2)ごみ置き場や外壁がきれいな物件
ごみ置き場や建物外壁がきれいな物件は、家賃を下げるようなことをしなくても、入居して頂ける確率も高くなり、また入居者のモラルもよい場合が殆どですので、ごみ置き場や外壁塗装がしっかりとしている物件は、基本的にトラブルの発生確率は少ないと言っても過言ではありません。また築年数が経過していても、しっかりと修繕や管理をしている物件は、意外にクレーム発生確率は少ないので、お部屋探しをする時には、客観的にみてきれいな物件かどうかを、確認することをおススメします。
4.まとめ
賃貸物件を探す時、すでに入居されているお客様がどのような方なのかについては、把握することが難しいので、場合によっては入居後後悔をしてしまうこともあり得ると思います。
ただ、一般的には「管理が徹底」されている物件に入居して頂くと、入居後の生活音トラブルには巻き込まれる可能性は低くなります。また築年数が経過している物件においても、しっかりと管理・修繕をしている物件では、入居後のトラブル件数が少ない場合が多いので、入居(契約)をする前には、必ずお部屋見学はするべきです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#生活音トラブル #入居
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