賃貸物件を探される時、エリアや築年数、家賃等を気にされる方は、結構多いと思いますが、ただたとえ希望通りの部屋を見つけて入居したとしても、入居後に室内設備トラブルや、入居者トラブルに巻き込まれた時、管理会社がしっかりと対応してくれるかどうかが、非常に重要となります。
一部管理会社(ごく稀だとは思われますが…)においては、契約までは良かったものの、契約後設備トラブルが発生し、管理会社に交換を要求(経年変化による)をしても、なかなか交換してくれなかったり、誰かのせいにして、自分達は関係ないといった態度をとる担当者が稀にいます。
これは、某管理会社上にあったお客様のコメントです。
個人情報もあるので、管理会社が特定できないよう、一部は修正してあります。
対応がマジ最悪です。
入居までの流れは良かったのですが、入居後のサポートは0に等しいです。
入居初日からコンロは壊れてつかないし、他のものも壊れている個所ばかり。
コンロは後日新しいものに変えてもらいましたが、他の壊れた個所は1年以上たっても、業者に連絡しますといったばかりで、1度も直しに来ません。謝罪もないです。(後略)
どうしてこのようなことが起こり得るのかというと、恐らく賃貸経営システムが原因と思われます。
近年施工され賃貸物件では、空室がいくつあったかどうかは一切別として、毎月一定額の家賃が入金するサブリース契約と呼ばれている契約で、運営をしています。この場合管理会社が、設備交換などがあっても、オーナー許可は必要としないので、すぐに対応できるといったメリットがあります。
一方サブリース契約ではない物件(多くは築年数が経過した物件が中心となります)では、管理会社に管理料を支払うことで、入居者様からの相談やクレーム対応をしてくれるものの、設備交換に関しては、所有権がオーナーさんにあるので、許可をもらわなければ交換することができません。
設備交換をしなければならない時、管理担当者からオーナーさんに「交換してもいいかどうか」許可連絡をしてきますが、費用をあまり出したくはない一部のオーナーさんは、ご入居者様からの声を「無視」する方もいるので、上記のような問題が発生します。
これは、築年数はあまり考えないほうがいいのかもしれません。
入居後に管理会社とトラブルにならないためには、どのような物件に住めばいいのかというと、ズバリ「仲介会社が自信を持って紹介してくれる物件」です。
実は入居後快適な生活ができるかどうかは、管理会社の管理の質もそうですが、それと同等もしくはそれ以上に、オーナーさんがしっかりと対応してくれているかどうかが、一番の問題です。
オーナーさんが入居者様からの「設備トラブル」に対して、真摯に対応している場合、当然ながら管理担当者は「この部屋を埋めたい」と考え、その旨を仲介担当者にも伝えます。
またしっかりと賃貸経営しているオーナーさんの物件は、築年数が経過していても、物件周りに「ごみ」が落ちていることはありませんし、雑草が生い茂っていることもありません。
実際に、オーナーさんがしっかりと賃貸経営をしている場合、クレーム問題に発展する前に解決しているのが当たり前ですので、もし入居後のフォロー体制が気になる方は、管理会社が運営している仲介会社で、お部屋探しをされることをおススメしています。
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