これからの季節は、気温と共に湿度も高くなっていくので、そろそろ室内のカビ対策をしなければと、考えている方も多いと思います。
賃貸物件において、カビが発生したことに対して放置したままでいると「善管注意義務違反」となり、退去時に修繕費用が発生する可能性が高くなります。
賃貸物件の中でも、特に気を付けなければならない箇所は「玄関」
玄関は、他の部屋とは大きく異なり「玄関ドア」を開けなければ、基本的に換気をすることができないので、どうしても湿気が溜まりやすくなり、また靴箱に「通気口」がないタイプの場合で、靴箱に靴が多く収納されていると、カビにとっては過ごしやすい環境となってしまい、下駄箱にカビが生えてしまうのはもちろんですが、場合によっては、靴にもカビが生えてしまうことがあり得ます。
靴箱は設置物であることから、カビが発生したことを放置したままでいると、善管注意義務違反となり、退去時に修繕費用の支払いを求められることがあります。
ただ、日頃から対応していれば、靴箱にカビが生えることはあまりなく、また玄関周辺のカビ対策は、100円ショップなどにあるものでも、十分対応可能です。
カビ対策①:換気をする
賃貸物件の場合、玄関の隣に「洗面脱衣所」があると、洗面脱衣所内にこもっていた湿気が、玄関周辺に流れてくる可能性があり、玄関周辺は「普段から換気がしにくい」ことから、カビが生えやすくなります。
そこで、もし時間がある時には「玄関ドア」をあけておいて「空気の入れ替え」をすることで、生活臭を消すばかりではなく、湿気も出ていくので有効的。また通気口がない靴箱がある場合、基本的に扉は閉めっぱなしの状態が多いので、どうしても湿気がこもりやすくなります。
そこで週に1回だけでもいいので、靴箱の扉を開けて、空気の入れ替えをするのも効果的です。
カビ対策②:重曹や除湿剤を置く
100円ショップに行くと、必ず重曹や除湿剤がありますが、これらを靴箱の中に置くだけでも効果的。
重曹は吸湿効果や消臭効果があるので、普段あまり開けることが少ない靴箱のカビ対策としては、うってつけの生活雑貨。
重曹は容器に入れて靴箱に置くだけ。吸湿されてくると、重曹はだんだん固くなっていくので、固くなってきたときには「交換」のタイミングです。
固まってしまった重要は、トイレ掃除などにも利用することができるので、エコな生活雑貨といえそう。
また除湿剤は、そのまま靴箱に入れるだけで、勝手に吸湿してくれます。応用編として、余った除湿剤があった時には、洗面脱衣所に置くのもGOOD。
賃貸の洗面脱衣所は、基本的に「換気扇」や「窓」がなく、浴室と隣り合わせになっていて、さらに洗濯機が設置されていることから、湿気がこもりやすい場所となり、カビが生えてきやすいエリア。
そこで、除湿剤を置く事によって、室内にある湿気を吸湿することができ、カビ対策としてもある程度効果が期待できるので、試してみる価値は十分アリ。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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