賃貸物件におけるトラブルで、最も多いのは「生活音」が原因と思われる騒音。
生活音とは、生活していく上で発生してしまう音のことで、クレームとしてよく相談があるのは、上階にご入居されている方の足音が、階下の部屋に伝わってしまい「許容範囲」を超えてしまって、管理会社にクレーム連絡が行くパターン。
音に関しては「人それぞれ許容範囲」が異なるので、音に敏感な方にとっては、少しの音でも気になってしまうものですが、ただちょっと配慮することで、騒音トラブルを回避することはできます。
①室内にいる時は、スリッパを履く
賃貸物件においては、上階からの生活音対策として「吸音効果」が期待できる「クッションフロア」を床材として採用している所がありますが、ただ室内を走り回ってしまったり、ドシドシとした歩き方をしてしまうと、どうしても生活音は響いてしまいます。
そこで、吸音性をさらに高めるために「室内にいる時はスリッパ」を履かれることをおススメします。
スリッパを履くと、クッションの役割を担ってくれるので、床の衝撃を緩和してくれます。最近では「吸音性に優れたスリッパ」も発売されていますので、トラブル防止のためにもスリッパを履かれてみてはいかがですか?
②夜9時以降は、走り回らない
お子さんがいるご家庭の場合、学校がお休みの時などは、つい遅くまで起きている可能性が高く、室内を走り回ってしまうことがあると思いますが、夜9時以降の時間帯は、お休みになられている方も多いので、少しの音でも意外に響いてしまいます。
トラブルに巻き込まれないためにも、夜9時以降はおとなしくされたほうが無難です。
③深夜帯~早朝の時間帯の入浴・洗濯は控える
深夜帯~早朝の時間帯は、多くの方がお休みになられているので、この時間帯に入浴されてしまうと、シャワー音や排水の音が階下まで響いてしまう恐れがあります。お仕事が遅い方は、どうしても入浴が深夜帯になってしまう可能性があると思いますが、もし入浴される場合は、生活音に配慮して頂きます様、お願い致します。
また入浴と同じですが、深夜~早朝の時間帯、洗濯機を回してしまうと、皆さんが思っている以上に「音」が響いてしまいます。どうしても洗濯をしなければならない場合には、恐れ入りますが、近隣のコインランドリーをご利用いただきます様、お願い致します。
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