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執筆者の写真GRACE LOYAL ELEGANT ROOM

賃貸管理会社が最も警戒している事とは?


賃貸管理会社は、一人でも多く自社物件に入居して頂くことを「最大の目標」にしていることから、特に繁忙期と言われている1月~3月は、大々的な入居キャンペーンを行い、入居者獲得を目指しています。


ただその一方で、賃貸管理会社においては「あること」に対しては、神経を取らがせて対応しています。あることとは「家賃滞納」です。

大手管理会社物件に入居する場合、ほぼ全てと言ってもいいほど

入居時に家賃保証会社に加入することを必須

としています。


家賃保証会社が賃貸業界において普及した背景には、今までの賃貸入居の際には「連帯保証人」をつけることが義務化されていましたが、時代の移り変わりで「連帯保証人をつけることが難しい」「連帯保証人の役割を担えない」方が増えてきたことから、それに代わる目的として「家賃保証会社」が生まれました。


家賃保証会社はあくまでもお客様が加入して頂くものであり、入居時に家賃50~100%(物件によって異なる)を支払い、毎年1回更新料として1~2万円を支払うことにより、万が一家賃滞納した場合、家賃保証会社が一時的に家賃を立て替えてくれるので、管理会社としては「家賃回収業務」(=基本的に夜に行われえる)を行わなくても済むので、一見すると管理業務の一部が委託される形にはなりますが、ただ家賃滞納をされてしまうと、強制退去に向けた業務をしなければならないので、はっきり言ってしまうと「家賃滞納リスク」が疑われるような方は、入居して頂きたくはないと考えています。




賃貸物件の入居審査は、管理会社が提携している「家賃保証会社」による審査と、管理会社が行う審査があり、2つの審査に合格しなければ「賃貸契約」を結ぶことはできません。


入居審査に一発で落とされる方の多くは

家賃保証会社の審査で落とされる

場合が多く、その最大の理由は「過去に滞納歴」があったかどうかです。



家賃保証会社は主に3つのグループがあり

①大手管理会社の子会社が運営している保証会社

②保証会社協会に所属している保証会社

③信販系の保証会社


大手管理会社の子会社が運営している保証会社以外では、②及び③の保証会社を利用しているのが一般的です。


②に関しては、管理会社が提携している保証会社が、協会に所属している場合、お客様の信用情報(家賃滞納や強制退去)を共有していることから、もし過去に家賃滞納や強制退去処分を受けてしまうと、その情報が協会内に所属している保証会社に知れ渡ってしまうので、お部屋を借りようと思っても、滞納歴があった場合には、ご契約することはできなくなります。


一方③の信販系保証会社とは、②とは大きく異なり、過去に家賃滞納歴や強制退去歴があった方であっても、その情報は信販系保証会社は確認することはできませんが、その代わりとして「クレジットカードの滞納」「税金滞納」等があった場合には、こちらも入居審査は即終了となり、契約することはできなくなってしまいます。





家賃滞納が1回でもあると、保証会社の信用情報に掲載されるのではと、心配される方が多いと思われますが、滞納が1回だけでは、信用情報に掲載されることはありません。


ただし家賃滞納を繰り返していたり、毎回家賃引き落としができない(残高不足)と、履歴に残る可能性があり、これらの情報は全て管理会社に報告されますので、万が一家賃保証会社の審査に通過しても、管理会社審査で「信用できない」と判断されてしまい、入居が認められないケースもあり得ます。



もし、事情により家賃の支払いが難しい場合には、すぐに管理会社に連絡して下さい。

お客様の事情を把握することにより、公的貸付制度のご案内などをさせてもらうことができるので、必ずご連絡ください。



#家賃保証会社 #管理会社 #入居審査



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