賃貸物件では、退去後「室内クリーニング」を実施しますが、室内状況に応じて、壁紙交換を行うことがあります。
ただし、退去時毎回壁紙交換をしているのではありません。
壁紙を交換するかどうかは、管理担当者もしくはオーナーさんの判断によるのですが、壁紙交換しないケースとは、どのような場合が多いのでしょうか?
①壁紙の劣化がそれほど感じられない場合
壁紙は施工後から、紫外線などの影響によって、日焼けが進んできます。
ただしご入居者様が、入居期間中にUV加工を施したレースカーテンを使用して頂ければ、劣化のスピードを遅らせることができるので、日焼けしにくくなるので、壁紙に汚れなどがついていなければ、そのまま使用することもあります。
②壁紙交換が必要だが、オーナーさんが貼り替えしないでもいいと判断した場合
日焼けが明らかに認められた場合、クリーニングを行っても、元通りにすることはできないので、壁紙交換をしなければなりません。ただ、オーナーさんが「交換しないでもいい」と判断してしまえば、そのまま使用することもあり得ます。
壁紙が張り替えていないことに関しては、告知義務はない事から、お部屋見学時において、担当者は特段そのことは伝えません。
もしその部屋が気に入って入居したいと思った時「壁紙交換をしてもらいたい」とお願いした場合、交換に応じてくれるかどうかは、正直オーナーさん次第ですが「壁紙交換してくれたら入居する」と伝えていただくと、大抵のオーナーさんは壁紙交換をしてくれるはずです。
ただし、オーナーさんが「壁紙交換に応じて」くれて、実際に交換したのにも関わらず、気が変わってしまい「入居希望を取り消す」等といった態度をとってしまうと、オーナーさんをはじめとする周りの方に迷惑をかけてしまいますので、安易な発言はしないように注意して下さい。
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