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執筆者の写真GRACE LOYAL ELEGANT ROOM

防音性の高い賃貸物件。残念ながらそのような物件はないのが現実。


賃貸物件に住むとき、出来ることならば「隣」「上下階」から聞こえてくる「生活音」が可能な限り遮音してくれるような部屋があれば、生活音をめぐるトラブルには巻き込まれにくくなりますよね。


「鉄筋コンクリート賃貸」は防音性に優れていると、よく言われていることから、賃貸探しをする時、鉄筋コンクリート賃貸物件を選ぶ方もいるとは思います。

ただ現実的には「鉄筋コンクリート賃貸」に入居しても、生活音は響いてしまいます。

遮音性が高いと言われている鉄筋コンクリート賃貸でも、生活音問題は普通に発生しています

一般的に、鉄筋コンクリート構造の賃貸物件は「壁」等がコンクリート施工となっているので、テレビやステレオ、話し声などで発生する音は「伝わりにくく」なると言われていますが、ただ「足音」等個体を通じて伝わる音は、たとえ鉄筋コンクリート賃貸であっても、生活音が伝わりやすくなり、管理会社の話によると「新築鉄筋コンクリート賃貸」でも「他の構造賃貸と同様の生活音問題が発生している」とのことです。



部屋探しをされている方にとっては「鉄筋コンクリート賃貸」に入居すれば、生活音が響きにくいから、快適に住める


と思っていても、現実の世界では、鉄筋コンクリート賃貸でも「普通に生活音問題」が発生している以上、これから部屋探しをする方は「どのような物件」を探せば、快適な生活を送れるのか、訳が分からなくなってしまいますよね。



賃貸の部屋探しをする時

防音性に優れている賃貸

はまずないという認識を持たれたほうがいいと思います。


そして、部屋探しをする時には…

●家賃が安すぎる、外壁塗装が汚いような物件は避ける

●子育てをされてる場合は、1階の部屋を選ぶ

●仲介会社に「クレームが少ない物件」を探してもらう


上記3点を意識した部屋探しをすると、部屋探しに失敗する確率は低くなると思われます。



家賃が安い物件は、生活音トラブルに巻き込まれる可能性が高くなります

①家賃が安い、物件が汚い場合は要注意

家賃が安い物件は、どうしても「それ相応」の方しか入居してこないので、残念ではありますが、入居者トラブルに巻き込まれてしまう可能性が非常に高くなります。

部屋探しをされている方は「家賃が安い」=生活費が浮くという認識しか持たれてはいませんが、「家賃が安い」=トラブルが多いというのが、賃貸業界における暗黙の了解となっています。




お子さんがいる場合、1階の部屋に住むと生活音問題に巻き込まれにくくなります

②お子さんがいる場合は、1階の部屋をあえて選ぶ

賃貸物件を探す時、出来れば上階に住みたいと考えている方は多いと思われます。


ただお子さんがいるご家庭の場合は、上階より1階にご入居されたほうが、入居後トラブルに巻き込まれにくくなります。

それは、足音などの生活音は「上から下」に音が伝わる性質を有しているので、小さなお子さんは「室内を走り回ってしまう」傾向が強くなってしまうことから、生活音が「階下の部屋」まで伝わってしまい、トラブルになってしまいます。


そこであえて1階にご入居されることによって、たとえ走り回ってしまったとしても、生活音は上には伝わりにくくなることから、トラブルに巻き込まれにくくなります。ただし隣の部屋と壁一つ隔てている場合には、残念ながら生活音は響いてしまいますので、注意が必要です。




部屋探しをする時「クレームが少ない」物件を探してもらうのも、生活音トラブル回避には重要となります

③仲介会社に「クレーム」が少ない物件を紹介してもらう

大手賃貸サイト上においては、物件の基本的な情報は掲載されていますが、物件の裏情報(クレームが多い物件なのかどうかなど)は記載されてはいませんし、何より部屋探しをされている方は、見学時にそのようなことは質問されません。

実は仲介会社の担当者は「毎日のように」お部屋紹介をしていることから、物件の詳細情報についてよく確認しています。特に管理会社が運営している直営の仲介会社では、管理物件についての情報をしっかり把握しているので、クレームが少ない物件かどうか、すぐに回答することができます。

賃貸物件において「防音性が優れている」物件を見つけることは、まずできないと言っても過言ではありませんが、少なくとも入居者の質が高く、管理体制がしっかりとできている物件では、生活音問題を含むクレームは殆どないと言っても過言ではありません。

先入観だけで部屋探しをしてしまうと、入居後後悔してしまう可能性が高くなるので、もし他の部屋からの生活音が気になる方は、部屋探しの時に仲介会社に相談されることをおススメします。

今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。



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